京都町奉行(きょうとまちぶぎょう)は、江戸幕府が京都に設置した遠国奉行の一つ。老中支配であるが、任地の関係で実際には京都所司代の指揮下で職務を行った。東西の奉行所が設置され、江戸町奉行と同様に東西1か月ごとの月番制をとった(ただし、奉行所の名称は江戸・大坂とは違い、東御役所・西御役所と呼ばれていた)。京都郡代から分離する形で寛文8年12月8日(1669年1月10日)に設置された。