下総三浦藩(しもうさみうらはん)は、徳川家康の関東入国後から江戸時代前期にかけて存在した藩。三浦重成に下総国・上総国で1万石が与えられて成立した。1631年、三浦重勝に嗣子なく改易。居所は下総国佐倉(現在の千葉県佐倉市付近)とも上総国大網(現在の千葉県大網白里市)ともされるが、三浦家が早い時期に断絶となったためにこれを確定する史料が存在しない。「下総三浦藩」は藩主の家名により呼ばれた仮称である。