ロータックス 912(英語:Rotax 912)は、減速機付きの水平対向4気筒自然吸気4ストロークの航空機用エンジンである。水冷シリンダーヘッドと空冷シリンダーを搭載している。当初はキャブレターを搭載していたが、後には燃料噴射式となった。小型機やホームビルト機の市場を席巻しているロータックスは、2014年に5万台目の912シリーズエンジンを生産した。当初は、超軽量動力機、オートジャイロ、無人航空機用にのみ使用されていた912シリーズエンジンは、1995年に認定航空機用として承認された。