ロイコチトゾーンはアピコンプレックス門に属する寄生性原生生物。鳥類の赤血球内に寄生してロイコチトゾーン病を引き起こす病原体で、ブユ(または例外的にヌカカ)によって媒介される。分類学的にはロイコチトゾーン属(Leucocytozoon)におよそ50種が知られており、中でもニワトリに感染する(Leucocytozoon (Akiba) caulleryi)は畜産上重要な病原体である。