リステリオリシン(Listeriolysin O、LLO)とは、リステリア症の病原菌リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)の産生する溶血素である。この毒素はL. monocytogenesの病原性に決定的に重要であるため、この細菌の病原性因子の一つと見られている。