『ユディト』(伊: Giuditta con la testa di Oloferne)は、ルネサンス期の巨匠ジョルジョーネが1504年に描いた絵画。まず間違いなくジョルジョーネの作品であると認められている数少ない絵画で、現在はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館が所蔵している。1772年にパリのコレクションからエルミタージュ美術館が購入した作品だが、当時はラファエロの作品であると考えられていた。第二正典のユディト記に登場するユディトとホロフェルネスを描いた作品で、他の画家達もこの二人をモチーフにした絵画を多数描いている。