ヘルマン・シュミッツ(Hermann Schmitz, 1928年5月16日 - 2021年5月5日)は、ドイツの哲学者。全5巻10分冊の大著『哲学体系(System der Philosophie)』(1964年 - 1980年)により、〈新しい現象学〉を展開した。身体と感情の現象学で知られるが、その業績は、存在論、認識論、時間論、空間論、宗教論、芸術論、法哲学、自由論、共同体論など、きわめて多岐にわたる。