フランシスコ・セラーン (ポルトガル語: Francisco Serrão 1521年没) は、ポルトガル人の探検家。1512年にマラッカから現在のインドネシアにあたる東インド諸島を航海し、ヨーロッパ人として初めてモルッカ諸島に到達した。旅の途中で遭難しテルナテ王国に漂着したが、ここのスルターンであるバヤヌッラー王と友人になり、その顧問となった。その後セラーンはテルナテにとどまり、この地で没した。 世界一周航海で知られるフェルディナンド・マゼランは従弟にあたる。彼もセラーンの死とほぼ同時期にフィリピンで戦死している。