フクイサウルス(学名:Fukuisaurus)は、中生代白亜紀前期(前期白亜紀)の半ばにあたるオーテリビアン後期からバレミアンにかけての時代、アジア大陸の中緯度・東岸部に棲息していた植物食恐竜。鳥盤目鳥脚亜目イグアノドン類アンキロポレクシアに分類される。tetoriensis の1種(テトリエンシス種)のみが知られている。 1989年(平成元年)、日本の福井県勝山市にある手取層群(地質時代:125.0–115.0 Ma)から産出した。日本での記載前からの別名で「フクイリュウ(福井竜)」ともいう。