『ヒゲとボイン』は、日本のロックバンドであるUNICORNの7枚目のオリジナル・アルバム。フルアルバムとしては通算5枚目となる。 1991年9月30日にソニー・ミュージックレコーズからリリースされた。前作『ハヴァナイスデー』(1990年)よりおよそ9か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲はメンバー全員が行っている。プロデュースはバンド自身が担当している。 レコーディングは日本国内で行われ、一部の曲は野外でレコーディングされ焚火の音や雨の音が収録されている。また堀内一史は同時進行でソロ・アルバムを制作していたため本作にはあまり参加していない。アルバムタイトルは小島功の漫画『ヒゲとボイン』(1974年 - 2011年)から拝借され、ブラス・ロックやエスニック・ミュージック、ハードロックやフュージョンなど様々なジャンルの楽曲が収録されている。 本作以前にリリースされたシングル「ブルース」は未収録となり、後に「ヒゲとボイン」がリカットとしてリリースされた。オリコンチャートでは最高位2位となったほか、過去のUNICORNの公式サイトにおいて本作が最高傑作であると紹介された。