パンパン(英: pom-pom, pom-pom girl)とは、戦後混乱期の日本で、主として在日米軍将兵を相手にした街娼である。戦争で家族や財産を失って困窮し、売春に従事することを余儀なくされた女性が多かった。彼女たちの7割は外国人専門の「洋パン」だった。 別名「パン助」、「パンパンガール」・「夜の女」、「闇の女」とも呼ばれた。「闇の女」は同時期に日本人相手の街娼を指して用いられた言葉だったが、やがてその区別はなくなった。 映画化された横浜のメリーさん、ラジオ番組『街頭録音』で取り上げられたラクチョウのお時などはよく知られる。