ネブラスカ州会議事堂(ネブラスカしゅうかいぎじどう、Nebraska State Capitol)は、アメリカ合衆国ネブラスカ州の州都リンカーンに立地する同州議会の議事堂。全米50州の州議会で唯一の一院制議会であるネブラスカ州議会の議場、州知事室、州政府行政各局の事務所、州の司法機関である控訴裁判所および最高裁判所が置かれている。現在建っている庁舎はニューヨークの建築家が1920年に設計し、1922-32年にかけてインディアナ州産のライムストーンを用いて建てられたもので、1867年にネブラスカが州に昇格し、リンカーンに州都が移されてから3代目の庁舎にあたる。 ネブラスカ州会議事堂は全米の州会議事堂で初めて建てられた超高層ビル型の庁舎で、22階建て、高さは121.2mである。この庁舎は30マイル(48km)離れたところからも見え、しばしば Tower on the Plains (平原の塔)と呼ばれる。 ネブラスカ州会議事堂は、1970年に国家歴史登録財に、また1976年に国定歴史建造物にそれぞれ登録された。