ディラック共役(ディラックきょうやく, 英: Dirac adjoint)とは、場の量子論においてディラック・スピノールに対して定められる双対操作である。ディラック共役は、スピノールを組み合わせて作った量がよい振る舞いを示すよう、上手く形式化するために作られた。普通のエルミート共役は系のを欠くため、代わりにディラック共役が用いられる。