テレジーン(チェコ語: Terezín [ˈtɛrɛziːn]、ドイツ語: Theresienstadt〈テレージエンシュタット、「テレジアの街」の意〉)は、チェコ北部の都市。ナチス・ドイツの強制収容所があった。現在、テレジーンの人口は3千人ほどである。 18世紀後半に、エルベ川とエーガー川(オフジェ川)の合流点に建設された要塞に由来する。この要塞は、オーストリアが建設し、女王マリア・テレジアの名より命名された。第一次世界大戦の間、要塞は捕虜収容所として使われた。サラエボ事件でフランツ・フェルディナント皇太子夫妻を暗殺したガヴリロ・プリンツィプも1918年にここで結核により死亡した。