タルボ・タゴーラ(Talbot Tagora)は、フランスの自動車メーカー・PSA・プジョーシトロエン (PSA)が1980年から1983年まで製造したフロントエンジン・リアドライブ(FR)の中型乗用車である。前身となったのはクライスラーの欧州部門が生産していたクライスラー・160/180/2リッターで、開発終盤段階の1979年に経営危機に陥ったクライスラーが欧州部門をPSAに売却したため、新ブランド(実際には以前に吸収合併した名門ブランドの復活)のタルボ(英国ではタルボット)のブランドネームで売り出された。同ブランドでは最初で最後の、白紙から新設計されたモデルであった。生産はパリ近郊のポワジーにあった旧シムカ工場で行われた。同じPSAグループのプジョー・505、シトロエン・CXと競合するモデルだった上、デビューが第二次石油危機と重なったこともあって販売は不振を極め、わずか3年後の1983年には生産中止となった。生産台数は19,389台に過ぎなかった。

Property Value
dbo:abstract
  • タルボ・タゴーラ(Talbot Tagora)は、フランスの自動車メーカー・PSA・プジョーシトロエン (PSA)が1980年から1983年まで製造したフロントエンジン・リアドライブ(FR)の中型乗用車である。前身となったのはクライスラーの欧州部門が生産していたクライスラー・160/180/2リッターで、開発終盤段階の1979年に経営危機に陥ったクライスラーが欧州部門をPSAに売却したため、新ブランド(実際には以前に吸収合併した名門ブランドの復活)のタルボ(英国ではタルボット)のブランドネームで売り出された。同ブランドでは最初で最後の、白紙から新設計されたモデルであった。生産はパリ近郊のポワジーにあった旧シムカ工場で行われた。同じPSAグループのプジョー・505、シトロエン・CXと競合するモデルだった上、デビューが第二次石油危機と重なったこともあって販売は不振を極め、わずか3年後の1983年には生産中止となった。生産台数は19,389台に過ぎなかった。 (ja)
  • タルボ・タゴーラ(Talbot Tagora)は、フランスの自動車メーカー・PSA・プジョーシトロエン (PSA)が1980年から1983年まで製造したフロントエンジン・リアドライブ(FR)の中型乗用車である。前身となったのはクライスラーの欧州部門が生産していたクライスラー・160/180/2リッターで、開発終盤段階の1979年に経営危機に陥ったクライスラーが欧州部門をPSAに売却したため、新ブランド(実際には以前に吸収合併した名門ブランドの復活)のタルボ(英国ではタルボット)のブランドネームで売り出された。同ブランドでは最初で最後の、白紙から新設計されたモデルであった。生産はパリ近郊のポワジーにあった旧シムカ工場で行われた。同じPSAグループのプジョー・505、シトロエン・CXと競合するモデルだった上、デビューが第二次石油危機と重なったこともあって販売は不振を極め、わずか3年後の1983年には生産中止となった。生産台数は19,389台に過ぎなかった。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 1727916 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 3282 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 78681250 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:1枚目画像の説明
  • タゴーラSX (ja)
  • タゴーラSX (ja)
prop-ja:1枚目画像名
  • Talbot Tagora SX.jpg (ja)
  • Talbot Tagora SX.jpg (ja)
prop-ja:2枚目画像の説明
  • サイドビュー (ja)
  • サイドビュー (ja)
prop-ja:3枚目画像の説明
  • SXのコクピット (ja)
  • SXのコクピット (ja)
prop-ja:3枚目画像名
  • Tagora sx intérieur.JPG (ja)
  • Tagora sx intérieur.JPG (ja)
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
prop-ja:エンジン
  • V型6気筒ガソリン (ja)
  • 直列4気筒ガソリン・ディーゼル (ja)
  • V型6気筒ガソリン (ja)
  • 直列4気筒ガソリン・ディーゼル (ja)
prop-ja:サスペンション
  • 前:独立・マクファーソンストラット・コイル (ja)
  • 後・独立・セミトレーリングアーム・コイル (ja)
  • 前:独立・マクファーソンストラット・コイル (ja)
  • 後・独立・セミトレーリングアーム・コイル (ja)
prop-ja:トランスミッション
  • 3 (xsd:integer)
  • 4 (xsd:integer)
prop-ja:ホイールベース
  • 2808.0 (dbd:millimetre)
prop-ja:ボディタイプ
  • 4 (xsd:integer)
prop-ja:乗車定員
  • 5 (xsd:integer)
prop-ja:先代
prop-ja:全幅
  • 1810.0 (dbd:millimetre)
prop-ja:全長
  • 4628.0 (dbd:millimetre)
prop-ja:全高
  • 1444.0 (dbd:millimetre)
prop-ja:同エンジン
prop-ja:製造期間
  • 1980 (xsd:integer)
prop-ja:車両重量
  • 1245.0 (dbd:kilogram)
prop-ja:車名
  • タルボ・タゴーラ (ja)
  • タルボ・タゴーラ (ja)
prop-ja:車種
  • 乗用車 (ja)
  • 乗用車 (ja)
prop-ja:駆動方式
  • FR (ja)
  • FR (ja)
dct:subject
rdfs:comment
  • タルボ・タゴーラ(Talbot Tagora)は、フランスの自動車メーカー・PSA・プジョーシトロエン (PSA)が1980年から1983年まで製造したフロントエンジン・リアドライブ(FR)の中型乗用車である。前身となったのはクライスラーの欧州部門が生産していたクライスラー・160/180/2リッターで、開発終盤段階の1979年に経営危機に陥ったクライスラーが欧州部門をPSAに売却したため、新ブランド(実際には以前に吸収合併した名門ブランドの復活)のタルボ(英国ではタルボット)のブランドネームで売り出された。同ブランドでは最初で最後の、白紙から新設計されたモデルであった。生産はパリ近郊のポワジーにあった旧シムカ工場で行われた。同じPSAグループのプジョー・505、シトロエン・CXと競合するモデルだった上、デビューが第二次石油危機と重なったこともあって販売は不振を極め、わずか3年後の1983年には生産中止となった。生産台数は19,389台に過ぎなかった。 (ja)
  • タルボ・タゴーラ(Talbot Tagora)は、フランスの自動車メーカー・PSA・プジョーシトロエン (PSA)が1980年から1983年まで製造したフロントエンジン・リアドライブ(FR)の中型乗用車である。前身となったのはクライスラーの欧州部門が生産していたクライスラー・160/180/2リッターで、開発終盤段階の1979年に経営危機に陥ったクライスラーが欧州部門をPSAに売却したため、新ブランド(実際には以前に吸収合併した名門ブランドの復活)のタルボ(英国ではタルボット)のブランドネームで売り出された。同ブランドでは最初で最後の、白紙から新設計されたモデルであった。生産はパリ近郊のポワジーにあった旧シムカ工場で行われた。同じPSAグループのプジョー・505、シトロエン・CXと競合するモデルだった上、デビューが第二次石油危機と重なったこともあって販売は不振を極め、わずか3年後の1983年には生産中止となった。生産台数は19,389台に過ぎなかった。 (ja)
rdfs:label
  • タルボ・タゴーラ (ja)
  • タルボ・タゴーラ (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-ja:後継 of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of