スパルヴィエロ (Sparviero) は、イタリア王立海軍の航空母艦である。貨客船 (Roma) を改造した空母アキラ (Aquila) の完成が遅れたため、同艦の姉妹船 (Augustus) を簡易式の空母に改造したもの。艦名はイタリア語で「ハイタカ(鷂)」の意味で、偵察艦「スパルヴィエロ」に続きイタリアの艦艇としては二代目。当初の艦名は「ファルコ」(Falco) が予定されていたが、「スパルヴィエロ」と改名された。 未完成のままイタリア降伏を迎えてドイツ軍に接収された。1944年10月5日、ジェノヴァ港で閉塞船として自沈した。