『スティル・ライフ』は池澤夏樹が「中央公論」1987年10月号に発表した中編小説で、第98回芥川龍之介賞と第13回中央公論新人賞を同時に受賞した。初めてワープロで書かれた芥川賞受賞作としても知られている。タイトルのスティル・ライフとは静物画の意味であるが、池澤自身は「静かな生活」の意で捉えている。