サランディ・テギン(Salandi tigin、? - 1252年)は、モンゴル帝国領ウイグル王国の王()。 ジュヴァイニーの『世界征服者史』や『集史』ではسالندی(sālandī)と記され、『世界征服者史』の英訳を行ったボイル教授はこれをsalindiと読んでいる。一方、『元史』をはじめとする漢文史料には全く記録がなく、20世紀に入って編纂された『新元史』や『蒙兀児史記』は薩侖的斤と表記する。