グラムロック(glam rock)は、主にイギリスで1970年代前半に流行した、ロックのジャンル。由来は、魅惑的であることを意味する英語の"glamorous"から来ている。日本のロック・ミュージシャンや歌謡曲の歌手にも影響を与えた。 しかし、1990年代に入るとグランジだったりブリット・ポップやオルタナティブ・ロックなどがロックの主流となった。自然体でより庶民的な「ストリート」寄りのファッションやロックが好まれるようになる。この時代になるとヘビー・メタルやグラム・ロックは「もはや古いもの」となっていた。(ブリット・ポップであれば「ビートルズの再来」とまで言われていたOASISなどがある。ヘビー・メタルであればRage Against the Machineを代表としたオルタナティブ・ロックにラップを混ぜた「ストリート寄りのスタイル」(ミクスチャー・ロック)に進化を遂げたバンドなどが人気だった。)当時デビューしたロックミュージシャンもグラム・ロックに属すアーティストはほとんどいなかった。