グラスゴー空港(グラスゴーくうこう、スコットランド・ゲール語:Port-adhair Eadar-nàiseanta Ghlaschu, 英語: Glasgow Airport,旧:Abbotsinch Airport)は、スコットランドのグラスゴー中心部から約11km西にある国際空港である。スコットランド内ではエディンバラ空港の次に発着便数が多く、2015年には約870万人の旅客を扱い国内の空港で8位だった。スコットランド西部の主要空港であり、長距離便も多数運航している。 ヒースロー・エアポート・ホールディングス(前:英国空港運営公団、以下BAA)による経営及び運営が、アバディーン空港やサウサンプトン空港を所有するAGS空港有限会社へと移った。空港内テナントの最大利用社は、ブリティッシュ・エアウェイズとローガンエアーで、後者はハブ空港として利用している。その他の主な航空会社としては、イージージェット、Jet2.com、ライアンエアー、TUIエアウェイズなど。 1966年に開業し、当初はイギリスやヨーロッパ圏内の運行のみであった。1975年にBAAが経営を開始し同社が1980年代に民営化された頃に、圏外便を提供し始めた。それ以前に圏外便を管轄してたグラスゴー・プレストウィック空港は都市内の第二空港へと降格し、格安航空会社や貨物事業者、チャーター事業者を扱った。