グザヴィエ・ド・メーストル(仏: Xavier de Maistre、1763年10月10日 - 1852年6月12日)は、フランスの作家、軍人。生涯の多くを軍人として過ごしたが、有名なのは作家としてである。サヴォワのシャンベリの貴族の家に生まれた。サヴォワ上院議長も務めたフランソワ・グザヴィエ・ド・メーストルを父に持ち、著名な哲学者で反革命家であるジョゼフ・ド・メーストルを兄に持つ。10人兄弟の内の次男であった。若い頃はピエモンテ-サルデーニャの軍隊に務めた。1790年、トリノで決闘した懲罰として自室謹慎を命じられた時に書き上げた空想譚「わが部屋をめぐる旅」(Voyage autour de ma chambre) が1794年に刊行された。