ガンダーラ美術(英: Gandhara art)は、現在のパキスタン西北部にあるガンダーラ地方を中心に、紀元前後から5世紀頃まで栄えた仏教美術。ギリシャ仏教美術(ギリシャぶっきょうびじゅつ、仏: Art gréco-bouddhique)とも呼ばれ、日本語以外ではこれに準ずる呼称が一般的である。「ギリシャ仏教美術」という用語は、1905年に、フランスの東洋学者・考古学者、アルフレッド・フーシェによって提唱された。