『オルシーニ多翼祭壇画』(オルシーニたよくさいだんが、伊: Polittico Orsini)は、オルシーニ家の枢機卿の個人的な礼拝のために、シモーネ・マルティーニによって未知の場所で制作された絵画である。その正確な制作年はいまだ議論されている。作品は非常に早い時期にフランスに持ち込まれ、中世後期のフランスの芸術家に大きな影響を与えた。現在、祭壇画はルーヴル美術館、アントワープ王立美術館、およびベルリン絵画館に分蔵されている。