ウォルター・リチャード・シッカート(Walter Richard Sickert、1860年5月31日 - 1942年1月22日)は、イギリスヴィクトリア朝時代の画家である。 印象派の影響を受け、20世紀のアバンギャルド芸術のブリティッシュ・スタイルに影響を与えた。著名人の写真などから描いた肖像画なども発表している。また、1880年代後半からロンドンの下町イーストエンドで発生した切り裂きジャックによるとされる連続猟奇殺人事件「ホワイトチャペル殺人事件」の真犯人ではないか、とする仮説が提唱されていることでも有名である。