イザベル・ネヴィル(Isabel Neville, 1451年9月5日 - 1476年12月22日)は、薔薇戦争期のイングランドの女性。ヨーク朝のイングランド王エドワード4世の弟でリチャード3世の兄であるクラレンス公ジョージの妻。史料によっては名前をイザベラ(Isabella)とする場合もある。 父は第16代ウォリック伯兼第6代ソールズベリー伯で『キングメーカー』と呼ばれたリチャード・ネヴィル、母は第13代ウォリック伯リチャード・ド・ビーチャムの娘。リチャード3世の妃アン・ネヴィルは妹、ヨーク公リチャードの妻でエドワード4世兄弟の母セシリー・ネヴィルは大叔母に当たる。 父に男子継承者がいなかったので爵位と所領を継承し、イザベル自身は政治関与はしなかったが、終生政治利用にさらされた。