アンボセリ国立公園(アンボセリこくりつこうえん、英語:Amboseli National Park)は、アフリカはケニアのリフトバレー州にあり、キリマンジャロの裾野にひろがる国立公園。総面積約392km²。 もともとは、キリマンジャロの噴火で出来たアンボセリ湖の大部分が干上がってできあがった平地。アンボセリ湖は雨季のみ現れる。またところどころに水が湧き出て、湿地がある。しかし砂漠化が進んでいる。公園に流入するアフリカゾウの数が増えたからとも言われている。 なお、2010年2月には、旱魃の影響により8割の草食動物が死亡しており、生態系に深刻な影響が生じている。また、エサ不足で肉食動物が人里を襲うのを避けるため、野生動物保護当局によりエサとなるシマウマやヌーの移送が行われている。 アーネスト・ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所としても広く知られる。