アンバガイ・カン(モンゴル語: Ambaγai Qan、生没年不詳)は、モンゴル部ボルジギン氏モンゴル国の第2代カン。セングン・ビルゲの子。祖父のチャラカイ・リンクゥに始まるネグス氏に代わり、タイチウト氏を創始し、その祖となる。『元朝秘史』ではアンバガイ・カハン(俺巴孩合罕、Ambaγai Qahan)、『集史』ではハンバカーイー・カーアーン(Hambaqāī qā'ān)、『元史』では咸補海罕と表記。書籍によってはアバガイ・カンとも表記される。