アスナロ(翌檜、翌桧、羅漢柏、雁翅檜、学名: Thujopsis dolabrata var. dolabrata)は、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹。日本固有種。アスヒ(明日檜)とも。 漢名、羅漢柏(らかんはく)。青森県では「ヒバ」、秋田県では「ツガルヒノキ」、岩手県・山形県では「クマサキ」、石川県・富山県では「アテ(貴、阿天、档)」、新潟県佐渡島では「アテビ」などと呼ばれる。 アスナロ属にはこの1種のみが現生する。化石種として Thujopsis europaea を認める説もあるが、化石記録は乏しい。 材木として利用され、原生木が伐採されるほか、昔から植林されている。