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【大阪開催】
シンポジウム「中小企業経営者の健康マネジメント~日仏共同研究より~」

日本の中小企業数は全企業数の99.7%を占め、400万社を超えています(中小企業庁)。
その中には経営者本人の求心力で会社が動いていることも多く、経営者が心身の健康を損なうことは、企業経営ひいては企業の存続に大きな影響を与えることになります。
しかしながら昨今の健康経営や働き方改革の考え方は、従業員の環境ばかりを重視しがちで、経営者自身の健康に関する研究や取り組みはあまり進んでいないのが現状です。
そこで本シンポジウムでは、中小企業経営者の健康問題にいち早く着目し調査研究を行ってきたフランスのAMAROK(中小企業経営者健康問題支援機構)と、日本のAMAROK JAPANが行った共同調査研究の成果を基に、中小企業経営者自身の健康マネジメントの重要性について、メンタル面を中心に討議いたします。
大阪のほか、東京でも開催いたします。
11月15日(木)東京開催の詳細はこちら
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2018/11/16(金)
13:00~16:30(開場12:30)
- 会場
-
ハービスHALL(小)
(大阪市北区梅田2-5-25)
- 受講料
- 無料
- 定員
- 150名
- 主催
日本経済新聞社
- 共催
一般財団法人 あんしん財団
- 後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、フランス商工会議所
- 協力
大妻女子大学、関西大学 経済・政治研究所、AMAROK、AMAROK JAPAN、日本リスクマネジメント学会
- 締め切り
2018年11月8日(木)
*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
当落選の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。
*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本シンポジウムの実施目的以外には使用いたしません。
- お問合せ
「中小企業経営者の健康マネジメント」事務局
Tel : 03-6812-8659(受付時間 10:00~17:00 土・日・祝日を除く)
E-mail:[email protected]
プログラムPROGRAM
13:00~13:15 開会あいさつ
13:15~13:35 「シンポジウム趣旨説明、調査の概要について」
13:35~14:05 講演①「中小企業経営者の健康マネジメント~日仏比較から」
14:05~14:15 休憩
14:15~14:35 講演②「オーナー経営者・個人事業主のメンタルマネジメント~日仏比較から」
14:35~15:05 講演③「アントレプレナーシップと健康」
15:05~15:15 休憩
15:15~16:30 パネルディスカッション「中小企業経営者の健康マネジメント」
オリビエ・トレス氏
尾久 裕紀氏
ロイ・チュリック氏
フロランス・ギリアニ氏(モントリオール高等商業学院博士研究員/経営者と睡眠のスペシャリスト)
田邉 朋子氏(アール・エム・アイ 代表取締役研究所長)
<モデレーター>
亀井 克之氏
登壇者SPEAKERS

亀井 克之氏
関西大学 社会安全学部 教授
AMAROK JAPAN 事務局長
株式会社アドバンスクリエイト(「保険市場」)取締役
1962年生まれ。90年大阪外国語大学大学院修士課程フランス語学専攻修了。97年フランス政府給費留学生としてエクス・マルセイユ第三大学IAE(企業経営研究院)に入学し、DEA(経営学)取得。2002年大阪市立大学より博士(商学)の学位取得。関西大学総合情報学部教授を経て、10年同大学社会安全学部教授に。日本リスクマネジメント学会副理事長、日仏経営学会常任理事など兼務。著書に『新版 フランス企業の経営戦略とリスクマネジメント』(法律文化社)『新たなリスクと中小企業』(関西大学出版部)『決断力にみるリスクマネジメント』(ミネルヴァ書房)など。

オリビエ・トレス氏
モンペリエ大学 経営学部 教授
AMAROK 代表
AMAROK(中小企業経営者メンタルヘルス観察機構)の創設者であり、代表。またMOMA(モンペリエ経営学院)モンペリエ大学教授、モンペリエビジネススクール客員教授 アントレプレナーの健康学科長、LABEX Entreprendre(アントレプレナーシップ高等研究所)所長。2011~17年にはLABEX Entreprendre(アントレプレナーシップ高等研究所)の科学評議会長も努める。AMAROKの活動や、アントレプレナーの健康学に関して、200を超える記事がル・モンドなどフランスの新聞メディアに掲載され、15本以上のルポルタージュがTF1などのテレビ番組で報道されており、日本でも企業経営者の健康に関する講演などを行っている。

尾久 裕紀氏
大妻女子大学 人間関係学部 教授
AMAROK JAPAN 代表
1957年生まれ。81年東海大学医学部卒業後、東海大学病院などに勤務し、フランスポールギロー精神科専門病院に留学。白梅学園大学教授などを経て、現在、大妻女子大学教授、成城町診療所院長。日本リスクマネジメント学会理事、企業の産業医、精神科コンサルタントも務める。専門分野は、産業精神保健。精神医学。臨床心理学。著書に『働く人の心の病』(山海堂)、『「うつ」を感じたら真っ先に読む本 心と体のSOSに気づき、元気と自信を取り戻す』(経済界)など。

ロイ・チュリック氏
エラスムス大学 ロッテルダム校名誉教授
エラスムス・ロッテルダム大学のアントレプレナーシップ経済学の名誉教授、アムステルダム自由大学のアントレプレナーシップ学の名誉教授、モンペリエ・ビジネススクール(仏)のアントレプレナーシップ経済学の名誉教授を務める。また、ティンバーゲン経済科学研究所、エラスムス経営管理研究所の2機関のリサーチフェローでもある。研究テーマは、市場における小規模企業の役割、企業における経営者の役割、産業組織及び政策、遺伝経済、アントレプレナー予備軍、経済におけるアントレプレナー活動の原因と結果など多岐にわたり、200以上の研究論文が著名な国際学術雑誌に掲載されている。これまで国内外の企業や機関に対して、多数のコンサルティングを実施した経験をもち、かの名高いエラスムス・マスタークラス・アントレプレナーシップの設置者でもある。

フロランス・ギリアニ氏
モントリオール高等商業学院博士研究員
経営者と睡眠のスペシャリスト
モンペリエ大学経営学博士、AMAROK(アマロック・中小企業経営者メンタルヘルス観察機構)客員研究員。睡眠が認知力とアントレプレナーシップに対して与える影響の研究を行う。ギリアニ氏の研究は、国内外の学会で発表されるにとどまらず、中小企業経営者向けのカンファレンスやセミナーで広く紹介された。AMAROKでは情報管理マネジャーを務め、同機構のデータを統括管理した。さらに、同機構による諸研究の海外(とりわけ日本)における科学的活用・開発に従事している。

田邉 朋子氏
アール・エム・アイ 代表取締役研究所長
大阪府泉南市出身。1944年、大阪市立大文学部(2部)卒。タイルメーカー契約社員、水処理施設の設計会社社員を経て2005年、コンサルティング会社のRMIに登録し、10年に取締役就任。トップとして、事務所の維持管理や登録コンサルタントの派遣などを担う傍ら、自身もコンサルタントとして、環境や品質管理の国際規格(ISO)の認証取得などを支援する。