心(しん、巴: 梵: citta チッタ)とは、仏教における心概念。学派・宗派によってその内容は諸説分かれる。一般に、知性・感情・意志などの総称として用いられ、もの(色法)や身体とは区別されると考えられている。また、意識下の心、深層心理が説かれる場合もある。語源的には、種々の(梵: citra)対象を認識するからとも、集める(梵: cinoti)からとも解釈される。