幼生(ようせい、英:larva)は、後生動物の個体発生の過程で、胚と成体との間に、成体とは形態が著しく異なり多くの場合は成体とは違った独自の生活様式を持つ時期がある場合に、その段階にある個体のことである。昆虫では完全変態昆虫の幼虫は幼生(larva)に該当する。 卵生で変態する動物について簡潔に言えば、幼生とは「孵化から変態まで」となる。 英語では larva(複数形は larvae)。分類群によっては特別な名称がある。 どのくらい成体と異なれば幼生と呼べるかについて、分類群を問わない汎用的な定義は難しい。とは、変態する場合のみ幼生と呼べるとするが、伝統的に幼生と呼ばれる仔の中には変態をしない例外も多い。