リシン (Ricin) は、トウゴマ(ヒマ)の種子から抽出されるタンパク質である。ヒマの種子に毒性があることは古くから知られていたが、1888年にエストニアのが種子から有毒なタンパク質を分離し、リシンと名付けた。 α-アミノ酸のひとつで、サプリメントとして世界で広く普及しているリシン(英: lysine)と発音が似ているが、全く異なる物質なので注意が必要である。