それは高校の授業で自作した、黒と白のストライプのエプロン。ポケットは、先生のどうする？の一言で、ご丁寧に縞の柄が地の生地と互い違いになる様に制作されている。私の好みでポケットは大きめ、現役で使える。ただ最近、エプロンをまた使い始めようと思った際に、可愛く、且つ水を少しでもエプロンで防ぐ様にと、リメイクを考えている。なんの事はない。Tシャツのプリントを切り取って縫い付けようと思っている。刺繍糸でざくざく付けるのだ。細かい縫い目など要らない。糸はもう買ってある。プリント部分を拝借するTシャツは、もうヨレヨレで着ていないが、こんなリメイクの為にと取っておいた黒いTシャツがある。これを捨てられなかったのも、訳がある。単純にプリントが好きで気に入っていたのと、今は亡くなったおばあちゃんが買ってくれた物だからだ。中学生位に貰って、短大まで着ていたけれど、流石にヨレッヨレになってしまって着れなくなった。でもどうにか活かそうと、ずっと取ってあったのだ。やるなら今だ。ラフな四角に切り抜いてざっくり縫い付ける算段。水濡れ防止なのでお腹、ポケットの上部にでも縫い付けようと思う。ポケット部分は重なりで多少水濡れがマシになるから。 しかし何故今エプロン着用を再開しようと思ったのか。