第43回ゴールデンラズベリー賞
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第43回ゴールデンラズベリー賞は、2022年の映画で最低の作品に贈られる賞である。
今年のラジー賞は、12歳の子役ライアン・キーラ・アームストロングを最低主演女優賞候補にしたことで批判が殺到し、謝罪の上、彼女を候補から外し、今後は18歳未満の俳優やフィルムメイカーを賞の候補としないことを発表した[1]。またこれを受け、今年の最低女優賞の受賞者を、「ラジー賞」(第43回ゴールデンラズベリー賞における最低主演女優賞ノミネーションの大失態)とした。
ノミネート一覧
[編集]太字が受賞作。
部門 | 候補 |
---|---|
最低作品賞 | |
『ブロンド』 | |
『ピノキオ』 | |
『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 | |
The King's Daughter | |
『モービウス』 | |
最低主演男優賞 | |
ジャレッド・レト - 『モービウス』 | |
コールソン・ベイカー(別名:マシン・ガン・ケリー) - 『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 | |
ピート・デイヴィッドソン - 『マーマデューク』 | |
トム・ハンクス - 『ピノキオ』 | |
シルヴェスター・スタローン『サマリタン』 | |
最低主演女優賞 | |
ラジー賞 - 第43回ゴールデンラズベリー賞における最低主演女優賞ノミネーションの大失態 | |
ブライス・ダラス・ハワード - 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 | |
ダイアン・キートン - 『マック&リタ』 | |
カヤ・スコデラリオ - The King’s Daughter | |
アリシア・シルヴァーストーン『ジョーズ・バケーション』 | |
最低助演男優賞 | |
トム・ハンクス - 『エルヴィス』 | |
ピート・デイヴィッドソン - 『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 | |
ゼイヴィア・サミュエル - 『ブロンド』 | |
モッド・サン - 『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 | |
エヴァン・ウィリアムズ - 『ブロンド』 | |
最低助演女優賞 | |
アドリア・アルホナ - 『モービウス』 | |
范冰冰 - 『355』とThe King’s Daughter | |
ロレイン・ブラッコ - 『ピノキオ』 | |
ペネロペ・クルス - 『355』 | |
ミラ・ソルヴィノ - 『ランボルギーニ』 | |
最低スクリーンコンボ賞 | |
トム・ハンクスと彼のラテックスだらけの顔(そしてその滑稽なアクセント) - 『エルヴィス』 | |
コールソン・ベイカー(別名:マシン・ガン・ケリー)とモッド・サン - 『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 | |
虚偽のホワイトハウスのベッドシーンに登場する実在の人物2人(マリリン・モンローとジョン・F・ケネディ) - 『ブロンド』 | |
アンドリュー・ドミニクと彼の女性問題 - 『ブロンド』 | |
『愛は、365の日々で』の2つの続編 - 『愛は、この日を迎えて』と『愛は、新たな日々へ』(ともに2022年公開) | |
最低監督賞 | |
コールソン・ベイカー(別名:マシン・ガン・ケリー)とモッド・サン - 『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 | |
ジャド・アパトー - 『ザ・バブル』 | |
アンドリュー・ドミニク - 『ブロンド』 | |
ダニエル・エスピノーサ - 『モービウス』 | |
ロバート・ゼメキス - 『ピノキオ』 | |
最低脚本賞 | |
『ブロンド』 - アンドリュー・ドミニクの脚本(ジョイス・キャロル・オーツの伝記小説を基にした作品) | |
『ピノキオ』 - ロバート・ゼメキスとクリス・ワイツの脚本(1940年のディズニーのアニメーション映画とカルロ・コッローディの小説『ピノッキオの冒険』に基づいていますがカルロ・コッローディの遺産管理団体には認可されていません) | |
『グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日』 - マシン・ガン・ケリーとモッド・サンが「書いた」 | |
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 - エミリー・カーマイケルとコリン・トレヴォロウの脚本、コリン・トレヴォロウとデレク・コノリーのストーリー原案 | |
『モービウス』 - マット・サザマとバーク・シャープレスのストーリーと脚本(ギル・ケインとロイ・トーマスによるマーベル・コミックのキャラクターに基づく) | |
最低リメイク・パクリ・続編賞 | |
『ピノキオ』(デル・トロではありません!) | |
『ブロンド』 | |
『愛は、365の日々で』の2つの続編(『愛は、この日を迎えて』、『愛は、新たな日々へ』) | |
『炎の少女チャーリー』 | |
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 | |
名誉挽回賞 | |
コリン・ファレル(2004年最低主演男優賞ノミネートから2022年アカデミー主演男優賞最有力候補まで) | |
ヴァル・キルマー(『D.N.A./ドクター・モローの島』からValまで) | |
マーク・ウォールバーグ(『トランスフォーマー/最後の騎士王』から『ファーザー・スチュー/闘い続けた男』まで) |
脚注
[編集]- ^ “ラジー賞、12歳の子役をノミネートしたことを謝罪・撤回 年齢制限を設けることを発表”. クランクイン!. ブロードメディア株式会社 (2023年1月27日). 2023年12月20日閲覧。