大石天狗堂
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒612-8082 京都府京都市伏見区両替町二丁目350-1 |
設立 | 1999年(創業:1800年) |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 4130001014024 |
事業内容 | かるたの製造卸販売 |
代表者 | 前田 直樹(代表取締役社長) |
資本金 | 1,000万円 |
外部リンク | http://www.tengudo.jp/ |
株式会社大石天狗堂(おおいしてんぐどう)は、京都市に本社を置くかるたの製造卸販売の老舗企業。
概要
[編集]創業は江戸時代の1800年(寛政12年)、かるた製造卸販売の老舗である。かるたの製造販売会社で、創業が江戸時代にさかのぼれるのは、この「大石天狗堂」だけである。初代は、能登出身の大石蔵之介(大石内蔵助とは別人)で、米屋を営む傍ら、公家相手にかるたを売る商売を始めたとされる。かるたが禁制品の時代には、鼻をこする仕草が、花札を買う意思表示だったと言われる。現在に至るまで、伝統を守り続けてきた。
花札などのかるたでは、光琳かるたやうんすんかるたや地方札の復刻を手がけている。一つのセットが10万円以上するかるたも製造販売している。
将棋用品や囲碁用品も取り扱っている。
主要取扱商品
[編集]百人一首
[編集]- 百人一首普及品
- 「小倉山」「深草」「小町」などがある。競技かるたの公式大会では当社製のものが使用される。
- 光琳かるた
- 尾形光琳作のかるたの完全復刻版
花札類
[編集]- 伊藤博文が注文したとされる「総理大臣の花かるた」、京都花札、名古屋花札、復刻地方札の「越後花」「金時花」がある
- 株札、瀬戸内地方の「小丸札」がある。
- 126,000円する木製手摺りうんすんかるたがある。
その他各種かるた
[編集]- 「江戸いろはかるた」、「京いろはかるた」がある。
- 源氏歌かるた
- 源氏物語の和歌がモチーフのかるた
沿革
[編集]- 1800年(寛政12年) - 米穀商の大石蔵之介により創業される
- 1903年(明治36年) - 日本で初めて、活字印刷の百人一首を製造販売
- 1930年(昭和5年) - 合資会社大石天狗堂本店設立
- 1932年(昭和7年) - 日本で初めて、麻雀牌の製造を行う
- 1999年(平成11年) - 株式会社大石天狗堂に改組