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十戒 (仏教)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

十戒(じっかい)とは、仏教において沙弥および沙弥尼(見習いの僧侶・小僧)が守るべきとされる10ヶ条の戒律をいう[1]。いわゆる五戒に、八斎戒等から別の五項目を加え、「不邪婬戒」を「不婬戒」にした、日常的に守るべき戒律である。

一覧

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沙弥の十戒

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  1. 不殺生(ふせっしょう):生き物を殺してはならない[1]
  2. 不盗(ふとう):盗んではならない[1]
  3. 不婬(ふいん):性交渉をしてはならない [1]
  4. 不妄語(ふもうご):をついてはならない[1]
  5. 不飲酒(ふおんじゅ):を飲んではならない[1]
  6. 不著香華鬘不香塗身(ふじゃくこうげまんふこうずしん):化粧をしたり装飾類を身に付けてはならない[1]
  7. 不歌舞倡妓不往観聴(ふかぶしょうぎふおうかんちょう):歌や音楽、踊りを鑑賞してはならない[1]
  8. 不坐高広大床(ふざこうこうだいしょう):大きく立派なベッドに寝てはいけない[1]
  9. 不非時食(ふひじじき):正午以降に食べ物を摂ってはならない[1]
  10. 不捉持生像金銀宝物(ふそくじしょうぞうこんごんほうもつ):お金や金銀・宝石類を含めて、個人の資産となる物を所有してはならない[1]

脚注

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注釈

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出典

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関連項目

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