ホテル ザ・マンハッタン
ホテル ザ・マンハッタン Hotel The Manhattan | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | ホテル ザ・マンハッタン |
運営 | 株式会社ザ・マンハッタン |
所有者 | 札幌アルト株式会社 |
前身 | 千葉ニューパークホテル(1991年(平成3年)8月閉館)[1] |
階数 | 地下2階 - 地上21階 |
開業 | 1991年(平成3年)11月8日[2][3] |
最寄駅 | JR海浜幕張駅 |
最寄IC | 東関東道 湾岸千葉IC |
所在地 |
〒261-0021 千葉県千葉市美浜区ひび野2丁目10番1号 |
位置 | 北緯35度38分43秒 東経140度2分27.3秒 / 北緯35.64528度 東経140.040917度座標: 北緯35度38分43秒 東経140度2分27.3秒 / 北緯35.64528度 東経140.040917度 |
公式サイト | 公式サイト |
種類 | 株式会社 |
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設立 | 2001年3月 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | ホテルとその付帯施設の経営 |
代表者 |
代表取締役社長 湯本高之 総支配人 砂畑頼孝 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 30億1,000万円(2007年3月) |
従業員数 | 230名(2017年2月) |
主要株主 | 札幌アルト株式会社 |
外部リンク | https://www.the-manhattan.co.jp/ |
ホテル ザ・マンハッタン(HOTEL THE Manhattan)は、千葉県千葉市美浜区の幕張新都心にある高級ホテルである[4]。運営は株式会社ザ・マンハッタン。政府登録国際観光旅館[5]、幕張メッセオフィシャルホテルの一つ[6]。ゴールド・ナゲット大賞[7]、第5回千葉市優秀建築賞を受賞[8]。
概要
[編集]千葉ニューパークホテル(1970年(昭和45年)開業・1991年(平成3年)8月閉館)の後継施設として[1]、当時の事業主であるネスコ株式会社が全日空ホテルズと提携し[9]、1991年11月8日に新規開業した[2][3]。高級志向の豪華ホテルとして開設され、世界の最高級ホテルで構成される団体に加盟するなど国際的な一流ホテルを目指した[10]。
「KAJIMA DESIGN」が設計した建物は[11]、計画時点では千葉県内一の超高層ホテルで[12]高さ108メートルあり[13]、アメリカ「ゴールド・ナゲット賞」や[7]第5回(1992年)千葉市優秀建築賞を受賞した[14]。しかし、バブル崩壊による不況で高級路線が裏目出たことに加えて[15]、幕張地区でのホテル競争の激化が重なったことから[16]、主取引銀行の千葉銀行などがテコ入れを図り[16]、運営母体のネスコも社有地を売却して資金調達を図るなど経営再建に取り組むことになった[15]。現在は株式会社ザ・マンハッタンの単独運営である。
館内のインテリアはアール・デコ様式で統一されていて[17]、空調はアロマテラピー効果を兼ねている。レストラン&バー、宴会場、会議室、結婚式場、美容院、エステサロン、駐車場(160台収容、宿泊客は無料)などを完備している。チャペルは開業時にあったフィットネス施設をリノベーションしたものである。天窓を活かしたチャペルの人気は高く、ヨーロッパから輸入したステンドグラスには家族の絆が描かれており人気がある。
1階にはレストラン&ラウンジ「ザ・テラス」(ブッフェ)、日本料理「おりじん」、2階にはマンハッタンダイニング「ベラ・ルーサ」(フレンチ)、21階にはバー&ラウンジ「スプレンディド」のレストランがある。1階にあるベーカリー&ラウンジ「サント・ノーレ」ではホテルのパティシエが作ったケーキが販売され人気がある。宴会場は2階に舞踏会の会場イメージの「プリマベーラ」、書庫をイメージした「ライブラリー」、月の名前をとった「ルーナ」があり、その他7階にはプライベートファンクションルーム(個室)の用意があり、接待や会合、家族での会食などで利用可能。ファッション雑誌やCM、テレビドラマ、映画のロケ撮影でも使用される。
客室
[編集]- チェックイン:15:00 / チェックアウト:12:00
- 客室数:130室
- 客室フロア: 8 - 20階
- 客室タイプ:スタンダード(ダブル)、マンハッタンスタンダード(ダブル・ツイン)、ラグジュアリー(ダブル・ツイン)、プラザスイート、ロイヤルスイート
- 全客室のバスルームに窓を設置し、外の景色が見えるようになっている。
- 客室内のWi-Fiは無料で利用可能
設備
[編集]- ザ・テラス - レストラン&ラウンジ https://www.the-manhattan.co.jp/restaurant/terrace/
- おりじん - https://www.the-manhattan.co.jp/restaurant/origine/
- ベラ・ルーサ - マンハッタン・ダイニング https://www.the-manhattan.co.jp/restaurant/bellarusa/
- スプレンディド - バー&ラウンジ https://www.the-manhattan.co.jp/restaurant/splendid/
アクセス
[編集]- 鉄道
- 車
- 東関東道 湾岸千葉インターチェンジ 約3分
- 東関東道 湾岸習志野インターチェンジ 約5分
- 京葉道路 幕張インターチェンジ 約10分
- バス
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “21年の歴史にピリオド 千葉ニューパークホテル 幕張新都心に移転”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 12. (1991年8月18日)
- ^ a b “都会派ホテル ザ・マンハッタン きょう幕張新都心にオープン”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 26. (1991年11月8日)
- ^ a b “豪華ホテルあす開業 幕張のザ・マンハッタン”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 12. (1991年11月7日)
- ^ “幕張新都心に迎賓のステージ誕生 高級志向 ザ・マンハッタン”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 7. (1991年12月2日)
- ^ “登録ホテル・旅館 観光産業政策について 観光庁”. www.mlit.go.jp. 2019年8月9日閲覧。
- ^ “幕張メッセオフィシャルホテル メッセトラベルサービス”. www.messe-mts.com. 2019年8月29日閲覧。
- ^ a b “ホテル「ザ・マンハッタン」が大賞を受賞”. 財界 (財界研究所) (1992年9月29日): 125. (1992年9月29日).
- ^ “千葉市優秀建築賞作品集(第5回)”. 千葉市. 2012年10月12日閲覧。
- ^ “ネスコが全日空系列に 幕張に建設中のホテルで”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (1990年4月6日)
- ^ “世界の最高級ホテル団体に加盟 幕張新都心の「ザ・マンハッタン」”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (1992年9月27日)
- ^ “ザ・マンハッタン 千葉市ひび野 設計/KAJIMA DESIGN〔ほか〕”. 月刊近代建築 (近代建築社) (1992年3月): 65-72. (1992年3月).
- ^ “「マンハッタン」事業計画決まる 県内一のノッポビルに 幕張新都心のホテル”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 1. (1988年5月5日)
- ^ “高さ108メートル、摩天楼を思わす 新ホテル「ザ・マンハッタン」”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 24. (1989年5月26日)
- ^ “千葉市優秀建築賞作品集(第5回)”. 千葉市. 2012年10月12日閲覧。
- ^ a b “幕張のホテル「マンハッタン」社有地売却で資金繰り ネスコ 不況で高級路線裏目”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 22. (1993年6月2日)
- ^ a b “厳しい幕張ホテル戦争 「ザ・マンハッタン」に千葉銀、本格テコ入れ”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 26. (1993年2月2日)
- ^ ホテル――都市のホスピタリティ・デザイン 鹿島建設ホームページ
関連項目
[編集]外部リンク
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