ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
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ハワード・ザ・ダック/ 暗黒魔王の陰謀 | |
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Howard the Duck | |
監督 | ウィラード・ハイク |
脚本 |
ウィラード・ハイク グロリア・カッツ |
原作 |
スティーヴ・ガーバー バル・メイエリック |
製作 | グロリア・カッツ |
製作総指揮 | ジョージ・ルーカス |
出演者 |
リー・トンプソン ジェフリー・ジョーンズ ティム・ロビンス |
音楽 | ジョン・バリー |
撮影 | リチャード・H・クライン |
編集 |
マイケル・チャンドラー シドニー・ウォリンスキー |
製作会社 | ルーカスフィルム |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
公開 |
1986年8月1日 1986年12月6日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $30,000,000 |
興行収入 |
$37,962,774[1] $16,295,774[1] |
配給収入 | 7億7000万円[2] |
『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(ハワード・ザ・ダック あんこくまおうのいんぼう、英: Howard the Duck)は、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を取った1986年のアメリカ製作のSF映画。ILMで開発中だったデジタルペイントソフトを用いたワイヤー消し(Wire removal)が行われた最初の映画である[3]。
あらすじ
[編集]ダックの国で暮らしていた主人公が、突然地球に送り込まれる。墜落した所は未成年立ち入り禁止の会場だった。その後ビバリーに会い、共に暮らすことになる。次の日ビバリーは奇妙なダックをフィルに見せに行くが、役に立たなかった。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
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フジテレビ版 | TBS版 | VOD版 | ||
ハワード・T・ダック | エド・ゲイル チップ・ジーン(声) ティモシー・ローズ スティーヴ・スリープ ピーター・ベアード メアリー・ウェルズ リサ・スターズ ジョーダン・プレンティス |
所ジョージ | 中尾隆聖 | 森久保祥太郎 |
ビバリー・スウィツラー | リー・トンプソン | 佐々木優子 | 井上喜久子 | 小林沙苗 |
ウォルター・ジェニングス博士 | ジェフリー・ジョーンズ | 筈見純 | 青野武 | 斎藤志郎 |
フィル・ブランバート | ティム・ロビンス | 大塚芳忠 | 山口健 | 子安武人 |
ウェルカー警部補 | ポール・ギルフォイル | 石井敏郎 | 小島敏彦 | 小形満 |
ロネット(チェリーボム) | リズ・セイガル | さとうあい | 八木橋敏慧 | |
カル(チェリーボム) | ドミニク・ダヴァロス | 豊口めぐみ | ||
K.C.(チェリーボム) | ホリー・ロビンソン | 滝沢ロコ | 福圓美里 | |
ジンジャー・モス | トミー・スワードロー | 小室正幸 | 小形満 | |
リッチー | リチャード・エドソン | 幹本雄之 | 西森千豊 | |
カーター | マイルズ・チャピン | 二又一成 | 田中亮一 | 坂田明寛 |
ラリー | デヴィッド・ペイマー | 広瀬正志 | 幹本雄之 | |
コーラ・メイ | ヴァージニア・ケイパーズ | 登場シーンカット | 池田海咲 | |
バーのスーパーバイザー | ミゲル・サンドバル | 大滝進矢 | ||
ナレーション | リチャード・カイリー | 大塚芳忠 | 青野武 | 子安武人 |
その他 | — | 向殿あさみ 笹岡繁蔵 大塚明夫 大山高男 竹口安芸子 |
島香裕 亀井三郎 秋元千賀子 真地勇志 池本小百合 笹岡繁蔵 |
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日本語版スタッフ | ||||
演出 | 左近允洋 | 吉田啓介 | ||
翻訳 | 額田やえ子 | |||
調整 | 飯塚秀保 | |||
効果 | PAG | |||
担当 | 宮澤徹 | |||
制作 | グロービジョン | |||
解説 | 高島忠夫 | — | ||
初回放送 | 1990年5月5日 『ゴールデン洋画劇場』 ※DVD収録 |
1992年5月20日 『水曜ロードショー』 ※DVD収録 |
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スタッフ
[編集]- 監督 - ウィラード・ハイク
- 製作 - グロリア・カッツ
- 製作総指揮 - ジョージ・ルーカス
- 原案 - スティーヴ・ガーバー、バル・メイエリック
- 脚本 - グロリア・カッツ、ウィラード・ハイク
- 撮影 - リチャード・H・クライン
- 特撮 - ILM
- 音楽 - ジョン・バリー
評価
[編集]マーベル・コミックの同名漫画を映画化したものだが、原作とはかなりテイストが異なる。世間的にかなり不評であり、IMDbのワースト100作品に含まれている。最低の映画を選ぶゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)でも最低作品賞・最低脚本賞・最低視覚効果賞・最低新人俳優賞(アヒルの着ぐるみを着て奮闘した6人の諸君)の4部門を受賞している(最低作品賞は『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』と同時受賞)。出演者でも、ティム・ロビンスなどは試写の最中に「嫌な汗が出てきた」という程だった。日本では本作のティム・ロビンスが出演した『トップガン』と同じ日に公開した。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “Howard the Duck (1986)”. Box Office Mojo. 2022年10月10日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)460頁
- ^ Failes, Ian (2021年5月20日). “VFX Firsts: What was the first digital wire-removal shot in a film?” (英語). befores & afters. 2023年2月27日閲覧。