相澤晃
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選手情報 | ||||||||||||||||||
フルネーム | 相澤 晃 | |||||||||||||||||
ラテン文字 | Akira Aizawa | |||||||||||||||||
愛称 | 晃さん | |||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 | |||||||||||||||||
種目 | 長距離種目 | |||||||||||||||||
所属 | 旭化成 | |||||||||||||||||
大学 | 東洋大学経済学部経済学科 | |||||||||||||||||
生年月日 | 1997年7月18日(27歳) | |||||||||||||||||
生誕地 | ・福島県須賀川市 | |||||||||||||||||
身長 | 178cm | |||||||||||||||||
体重 | 62kg | |||||||||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||||||||
1500m | 3分52秒48(2017年) | |||||||||||||||||
3000m | 8分10秒18 (2019年) | |||||||||||||||||
5000m | 13分34秒94 (2019年) | |||||||||||||||||
10000m | 27分18秒75(2020年) | |||||||||||||||||
ハーフマラソン | 1時間01分45秒(2019年) | |||||||||||||||||
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編集 |
相澤 晃(あいざわ あきら、1997年7月18日 - )は、日本の陸上競技選手である。長距離走を専門とする。福島県須賀川市出身。学法石川高校、東洋大学卒業。旭化成陸上部所属。ハーフマラソン東洋大記録保持者、及び出雲駅伝3区、全日本大学駅伝3区、 10000mの日本記録保持者である。
大学4年時には日本三大駅伝で区間新記録を樹立し、箱根では2区1時間5分台という驚異的な記録を樹立したことで金栗杯を受賞した。180cm近い身長と手足の長さ、そして体幹の強さが特徴である。
経歴
- 中学時代 (長沼中) には全日中3000m10位。都道府県駅伝2区9位などの実績を残した。小学生の時から所属していた円谷ランナーズでは同じ須賀川市出身の住友電工陸上競技部所属の阿部弘輝としのぎを削りあった。
- 学法石川高校を卒業した。高校時代は全国高校駅伝に3度出場し、5000m13分台の結果を残した。
学法石川高の1期上に箱根の山登りで毎年区間上位の成績を残した山田攻(順天堂大-警視庁)、同期に元明大主将で住友電工陸上競技部所属の阿部弘輝、元中大主将で阿見AC所属の田母神一喜ら、一期下には住友電工陸上競技部所属で駅伝やトラックレースで活躍をしている遠藤日向がいる。
- 高校卒業後は東洋大学経済学科に進学した[1]。同期入学生には今西駿介、渡邉奏太、定方駿、中村駆などがいる。[1]。進学して2ヶ月後に行われたアジアジュニア選手権では、銀メダルを獲得した[2]。
- 2016年11月に開催された全日本大学駅伝は、「スピードの3区」を任され、区間4位の結果を残した。その後の上尾シティハーフマラソンでは、ジュニア歴代3位となる1時間02分05秒の結果を残した。
- 2017年11月に行われた全日本大学駅伝では1区を担当。鬼塚翔太、片西景ら有力選手を抑え区間賞を獲得。服部兄弟から3年連続での1区区間賞となった。
- 2018年の正月に行われた 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走では、各校のエースが集う花の2区を任され、西山和弥からトップで襷を貰うと、勢いそのままに後続との差を開き、区間3位の結果を残した。
- 第30回出雲駅伝では1区を担当。レース中盤から先頭集団をリード、終盤抜け出すも青山学院大学の橋詰大慧にスパートで競り負け区間2位。
- 第50回全日本大学駅伝ではエース区間の8区で区間賞を獲得した。
- 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走では、準エースが揃う4区を任され、1時間0分54秒の記録で区間新記録を樹立。大塚だけでなくほぼ同じコースであった旧4区の区間記録保持者である藤田敦史の記録である1時間0分56秒をも事実上更新した。箱根駅伝終了後に東洋大学陸上競技部駅伝の主将に任命される。
- 更に同年の第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会では福島県チームの7区アンカーを任され、区間賞の走りで東北勢・福島県勢初の優勝に導いた。
- 2019年、ナポリで行われたユニバーシアードのハーフマラソンで金メダルを獲得した。
- 第31回出雲駅伝では3区で出走。5位で襷を受けると落ち着いた走りで首位との差を詰め、最終的に3位で襷を渡し区間賞、また区間新記録となる23分46秒をマークした。また、この区間賞により相澤は大学三大駅伝全てで区間賞を獲得するという快挙を達成した。
- 第51回全日本大学駅伝では11位で襷を受け取ると10km地点の通過タイムが27分40秒台という脅威的な走りで一挙に10人抜きし、東海大・館澤亨次の区間記録を1分以上更新する圧巻の走りを見せつけた。
- 2020年 箱根駅伝では2区を走り、東京国際大の伊藤達彦と首位争いのような激走を見せ、1時間5分57秒の区間新記録を達成。メクボ・ジョブ・モグスが持っていた1時間06分04秒を超え、史上初となる1時間5分台を走ったランナーとなった。
- 同年の第25回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会では福島県チームの7区アンカーを任され、区間賞の走りで順位を26位から14位まで押し上げた。また、区間記録にあと1秒まで迫る好走が評価され、MVPを受賞した。
- 大学4年シーズンは無双とも言える活躍で、日本人学生に唯一負けたレースが関東インカレ5000mで法政大学の佐藤に負けたもののみであった。
- 卒業後も競技を継続し、旭化成陸上部に所属している。
戦績
主な戦績
年 | 大会 | 種目(区間) | 順位 | 記録 | 備考 | 出典 |
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2016 | 関東私学六大学対校陸上競技選手権大会 | 5000m | 14分40秒21 | |||
2016 | 日本選抜陸上 | 5000m | 6位 | 14分10秒17 | シーズンベスト | |
2016 | アジアジュニア陸上競技選手権大会 | 5000m | 2位 | 14分32秒08 | ||
2016 | 男鹿駅伝競走大会 | 4区 | 区間4位 | 27分50秒 | ||
2016 | 上尾シティハーフマラソン | ハーフマラソン | 5位 | 1時間02分05秒 | 自己ベスト、ジュニア歴代3位 | |
2017 | 香川丸亀国際ハーフマラソン | ハーフマラソン | 31位 | 1時間02分59秒 | ||
2017 | 日本学生ハーフマラソン | ハーフマラソン | 14位 | 1時間03分33秒 | ||
2017 | 関東私学六大学対校陸上競技選手権大会 | 5000m | 4位 | 14分06秒88 | 関東インカレA標準突破 | |
2017 | 平国大長距離記録会 | 10000m | 優勝 | 28分44秒19 | 自己ベスト、関東インカレA標準突破 | |
2017 | 関東学生陸上競技対校選手権大会 | 10000m | 18位 | 29分42秒15 | ||
2017 | 関東学生陸上競技対校選手権大会 | ハーフマラソン | 8位 | 1時間04分57秒 | ||
2017 | 世田谷陸上競技会 | 5000m | 13分48秒73 | 自己ベスト | ||
2018 | 熊日30キロロードレース | 30km | 6位 | 1時間30分25秒 | 初挑戦記録 | |
2018 | 兵庫リレーカーニバル | 10000m | 5位(日本人1位) | 28分17秒81 | 自己ベスト、日本選手権A標準突破 | |
2019 | 日本学生ハーフマラソン | ハーフマラソン | 優勝 | 1時間01分45秒 | ||
2019 | 第28回金栗記念選抜陸上中長距離大会2019 | 5000m | 8位 | 13分34秒94 | ||
2019 | ゴールデンゲームズinのべおか | 10000m | 8位 | 28分35秒90 | ||
2019 | 第103回日本陸上競技選手権大会 10000m 兼ドーハ2019 世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会 | 10000m | 4位 | 28分32秒42 | ||
2019 | 第98回 関東学生陸上競技対校選手権大会 | 5000m | 5位 | 14分05秒84 | ||
2019 | 第103回日本陸上競技選手権 | 5000m | 5位 | 13分47秒00 | ||
2019 | ユニバーシアード | ハーフマラソン | 優勝 | 1時間05分15秒 | ||
2020 | 日本陸上競技選手権大会 | 10000m | 優勝 | 27分18秒75 | 日本記録、東京オリンピック日本代表内定 |
大学三大駅伝戦績
学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 | 出典 |
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1年生 (2016年度) |
第28回 - - - 出走なし |
第48回 3区-区間4位 27分40秒 |
第93回 - - - 出走なし |
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2年生 (2017年度) |
第29回 2区-区間6位 16分23秒 |
第49回 1区-区間賞 43分24秒 |
第94回 2区-区間3位 1時間07分18秒 歴代14位 |
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3年生 (2018年度) |
第30回 1区-区間2位 23分21秒 |
第50回 8区-区間賞 58分23秒 |
第95回 4区-区間賞 1時間00分54秒 区間新記録 |
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4年生 (2019年度) |
第31回 3区-区間賞 23分46秒 区間新記録 |
第51回 3区-区間賞 33分01秒 区間新記録 |
第96回 2区-区間賞 1時間05分57秒 区間新記録 |
その他の駅伝戦績
年 | 大会 | 区間 | 区間順位 | 記録 | 備考 | 出典 |
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2010 | 第22回ふくしま駅伝 | 8区(5.4km) | 区間30位 | 18分33秒 | ||
2011 | 第23回ふくしま駅伝 | 8区(5.4km) | 区間4位 | 17分08秒 | ||
2012 | 第24回ふくしま駅伝 | 3区(5.8km) | 区間3位 | 18分37秒 | ||
2013 | 第25回ふくしま駅伝 | 2区(8.2km) | 区間3位 | 25分03秒 | ||
2013 | 第18回都道府県駅伝 | 2区(3.0km) | 区間9位 | 8分40秒 | ||
2013 | 第64回全国高校駅伝 | 2区(3.0km) | 区間6位 | 8分15秒 | 学法石川8位(初入賞) | |
2014 | 第65回全国高校駅伝 | 4区(8.0875km) | 区間19位 | 24分31秒 | 学法石川7位(過去最高順位) | |
2015 | 第66回全国高校駅伝 | 4区(8.0875km) | 区間14位 | 23分47秒 | 学法石川7位(過去最高タイ、チーム最高タイム) | |
2015 | 第20回都道府県駅伝 | 4区(5.0km) | 区間14位 | 14分35秒 | ||
2016 | 第21回都道府県駅伝 | 4区(5.0km) | 区間4位 | 14分30秒 | ||
2019 | 第24回都道府県駅伝 | 7区(13.0km) | 区間1位 | 37分14秒 | 福島県1位(初優勝、チーム最高タイム) | |
2020 | 第25回都道府県駅伝 | 7区(13.0km) | 区間1位 | 37分10秒 |
自己ベスト
種目 | 記録 | 年 | 大会 | 備考 |
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1500m | 3分52秒48 | 2017年4月8日 | 関東私学六大学対校陸上競技選手権大会 | |
3000m | 8分10秒18 | 2019年4月7日 | 関東私学六大学対校陸上競技選手権大会 | |
5000m | 13分34秒94 | 2019年4月14日 | 金栗記念選抜陸上中長距離大会 | |
10000m | 27分18秒75 | 2020年12月4日 | 日本陸上競技選手権大会 | 日本記録 |
ハーフマラソン | 1時間01分45秒 | 2019年3月10日 | 日本学生ハーフマラソン |
脚注
注釈
出典
- ^ a b “スポトウ|東洋大学スポーツ新聞編集部 ニュース”. 東洋大学スポーツ新聞編集部 (2016年5月17日). 2017年2月26日閲覧。
- ^ “【大会結果】第17回アジアジュニア陸上競技選手権大会 | 東洋大学”. 東洋大学. 2017年2月26日閲覧。
関連項目
- 東洋大学陸上競技部
- 福島県出身の人物一覧
- 酒井俊幸(監督)
- 服部弾馬(3学年先輩)
- 櫻岡駿(3学年先輩)
- 口町亮(3学年先輩)
- 野村峻哉(2学年先輩)
- 堀龍彦(2学年先輩)
- 竹下和輝(2学年先輩)
- 小早川健(2学年先輩)
- 山本修二(1学年先輩)
- 小笹椋(1学年先輩)
- 今西駿介(同級生)
- 西山和弥(1学年後輩)
- 吉川洋次(1学年後輩)
- 阿部弘輝(高校の同期)
外部リンク
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