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Yahoo!メール Academic Edition

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Yahoo!メール Academic Edition(ヤフーメール アカデミック エディション)は、Yahoo! JAPANが提供する電子メールシステム(Yahoo!メール)を教育機関向けにカスタマイズし無償で提供するサービス。2007年12月にサービス提供を行うことを発表し、2008年2月には早稲田大学が導入することを決定。2008年4月からヤマザキ動物看護短期大学が実装し、サービス提供が本格的にスタートした。 Google AppsWindows Live@eduなどが競合となるが、電子メールシステムに特化せず、SNS機能を持つYahoo!プロフィールと連携させ、在校生や卒業生に至るまで、コミュニケーションツールとして提供している。

概要

スペックはメールボックスの容量1GB、1通あたりの容量20MB(添付ファイル5つまで)、ウィルススキャン、POP利用、携帯電話での利用など、Yahoo! JAPANが従来から提供する「Yahoo!メール」とほとんど同じだが、在校生教職員には広告が非表示(メール末尾に掲載される広告を含む)になる。卒業生に対しては広告が表示される。また、通常のYahoo!メールでは、120日間以上、ログインがない場合はメールボックスにあるメールが消えてしまうが、Yahoo!メール Academic Editionの場合、在校生教職員は無期限保存、卒業生は5年間の保存となっている。教育機関が指定したメールアドレス(例:xxxxxx@univ.example.jp)とYahoo!メール(例:yyyyyy@yahoo.co.jp)のメールアドレスの2種類の利用が可能。利用対象は在学生卒業生教職員のほか、親密として、学生の保護者や関係者の利用が可能。教育機関は新たなサーバやシステムを用意する必要がない。[1]

導入方法

教育機関はYahoo!ビジネスセンターから問い合わせを行うほか、*Yahoo!メール Academic Edition ドキュメントからも情報を収集することができる。ドキュメントサイト内の導入手順にあるサイト申込書からデモサイトを申請すれば、各教育機関向けのデモサイトが用意される。デモサイト後、本番サイト(デモサイト同様にサイト申込書から申請)を申し込むことで導入することができる。デモサイトの申し込みから本番サイト開設まで、1ヶ月ほどかかる。

導入教育機関

【北海道・東北】

【関東・甲信越】

【東海・北陸】

【近畿】

【中国・四国】

【九州・沖縄】

※白鴎大学の「鴎」は正しくは旧字体です。

導入予定の教育機関

参考・脚注

  1. ^ Yahoo! JAPANが教育機関に向けメールシステムを無償提供(Yahoo!JAPANプレスリリース、2007年12月10日) - 2007年2月14日閲覧
  2. ^ 教育機関向け「Yahoo!メール」、採用第1号は早稲田大学に(ITpro、2007年2月13日) - 2007年2月14日閲覧

関連

外部リンク