コンテンツにスキップ

堀内正美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年12月11日 (水) 14:03; 大阪のマサ (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ほりうち まさみ
堀内 正美
本名 堀内 まさみ
生年月日 (1950-03-22) 1950年3月22日(74歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
身長 172 cm
血液型 AB型
職業 俳優
ジャンル 映画
テレビドラマ
配偶者 あり
著名な家族 堀内甲(父)
堀内完(叔父)
堀内元(従兄弟)
事務所 アティチュード
公式サイト [1]
主な作品
テレビドラマ
鳩子の海
3年B組金八先生
忠臣蔵
渡る世間は鬼ばかり
ウルトラマンネクサス
純と愛
軍師官兵衛
仮面ライダードライブ
映画
ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説
D坂の殺人事件
うずまき
姑獲鳥の夏
ホームカミング
テンプレートを表示

堀内 正美(ほりうち まさみ、1950年3月22日[1] - )は、日本俳優。本名は堀内 まさみ[1]

東京都[1][2]世田谷区出身。兵庫県神戸市在住。桐蔭学園高等学校桐朋学園芸術短期大学卒業。出海企画[3]、石渕事務所[1]、オフィスAMI、ブルーベアハウスを経て、アティチュード所属。

父は映画監督堀内甲[4]。叔父は日本におけるモダンバレエの創始者、堀内完。いとこには、セントルイスバレエ団のオーナーで芸術監督の堀内元、ユニーク・バレエシアター芸術監督の堀内充堀内かおり・陶芸作家の服部牧子がいる。[5]

来歴・人物

[編集]

新宿アートシアターで上演されていた清水邦夫作・蜷川幸雄演出の『心情あふるる軽薄さ』に衝撃を受け、舞台演出志望となる。

桐朋学園芸術短期大学では、千田是也・清水邦夫・蜷川幸雄に師事。劇作・演出を学ぶが、在学中にTBSのプロデューサーにスカウトされ、1973年金曜ドラマ『わが愛』で俳優デビュー。

1974年、『鳩子の海』でヒロインの憧れの人を演じ、全国に名を知られる。

その後、実相寺昭雄監督と出会い、個性的な役柄を次々と演じるようになる(実相寺が亡くなるまで、たびたび作品に出演していた)。

若い頃はナイーブな青年役に持ち味を発揮していたが、以降、乱心する公家役・エキセントリックな黒幕的役柄を中心に、特撮作品や時代劇にも多く出演。堀内に影響を与えた先輩俳優は、山﨑努芦田伸介森繁久彌勝新太郎岸田森藤岡琢也らがいる。

1.17希望の灯り(東遊園地)

1995年阪神・淡路大震災の後には、神戸市民の合言葉「がんばろう!!神戸」を提唱。あわせて、市民ボランティア団体「がんばろう!!神戸」を結成、避難所・仮設住宅・復興住宅で被災者支援活動を展開する。

2002年7月、震災だけでなく事件・事故の遺族も参加する認定特定非営利活動法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」を設立。2015年まで理事を務めた。神戸市役所南隣りの東遊園地にある、慰霊と復興のモニュメントゾーンに建立された「1・17希望の灯り」の碑文は堀内が書いたもの。

全国各地で「震災から学んだこと」「市民活動について」「まちづくり」「生と死」「子育て」など関連する講演活動をおこなっている。

2004年にはイベント限定で「堀内正美フィギュア」が発売された。企画は玩具プロデューサーの安斎レオが、原型制作は似顔フィギュアの造形家・寒河江弘が手掛けた。

また社会貢献活動では自らの阪神淡路地震の経験を生かし、関西の被災者から東日本大震災で被災した人たちへ「義援基金ではなく、救援物資とメッセージを送ることで被災地を助けよう」という趣旨で「たすきプロジェクト」を立ち上げた[6][出典無効]

2010年からは、俳優業と並行して調剤薬局を経営している。

2023年にアティチュードに移籍した。

出演

[編集]

テレビドラマ

[編集]

映画

[編集]

オリジナルビデオ

[編集]
  • あなたの知らない世界
  • ラ・ヴァルス(1990年)
  • 「堕落」ある人妻の追跡報告(1992年)
  • 私、なんでもします!(1993年)
  • 電エース・ザ・ファイナル(2006年)
  • 母さん助けて電エース(2014年)

舞台

[編集]
  • 遥かなるわが町(1973年)
  • 近代能楽集源氏供養
  • 立花屋おここ商買控 引っ越し大名(1991年)
  • しぶちん(1992年)
  • 浪花恋もめん(1993年)
  • 東宝現代劇11・12月特別公演 『ゆずり葉』(1993年)
  • 川端康成雪国』(1995年)
  • メッタ斬りの歌(1995年)
  • 雪の花見小路(1998年)
  • 妻たちの季節(2000年)
  • 川端康成 『雪国』(2003年)
  • 仮面ライダードライブ「ファイナルステージ&番組キャストトークショー」(2015年)- フリーズロイミュードの声 役 

ラジオ

[編集]
  • ラジオ深夜便(2013年、NHK)
  • Radio Vitaminときめきインタビュー(2013年、NHK)
  • かんさい土曜ほっとタイム(2013年、NHK)
  • 青春アドベンチャー / 幻坂(2014年、NHK FM) - 濱地健三郎 役

情報番組

[編集]
  • ようこそ!槌音が響く丘へ〜被災女将 笑顔が戻るその日まで〜(2014年、岩手めんこいテレビ制作) - ナレーション

CM

[編集]

演出

[編集]
  • スペースファンタジー 『魔笛』

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ※2012年1月28日にBSプレミアム、2012年3月20日に総合テレビで全国放送された。
  2. ^ ※最終回は『2023年世界フィギュアスケート選手権 男子フリー』(18時30分 - 21時40分)の放送に伴う特別編成のため40分繰り下げ、翌0時20分 - 1時15分に放送された。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、180頁。全国書誌番号:83045303 
  2. ^ 堀内正美 - 日本タレント名鑑
  3. ^ 『日本タレント名鑑'80』VIPタイムズ社、1979年、178頁。全国書誌番号:83045301 
  4. ^ “堀内甲氏(映画監督、俳優・堀内正美氏の父)死去”. 読売新聞東京朝刊: p. 39. (1999年12月11日) 
  5. ^ 堀内(@watashino1950)による2016年7月14日のツイート2019年6月22日閲覧。
  6. ^ 朝日放送NEWSゆう+」2011年3月29日
  7. ^ 2023年3月4日(土)よる11:40~(全4回)スタートする 東海テレビ・フジテレビ系 土ドラ「自由な女神バックステージ★イン★ニューヨーク」に出演しています。 新生活が始まる3月にお届けする、三角関係あり、ファッションありの、ちょっとディープな上京物語。 堀内は、第4回に出演します。 ぜひ、お楽しみに!”. www.b-b-h.jp. 株式会社ブルーベアハウス. 2023年3月27日閲覧。
  8. ^ 相関図”. 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』. TBSテレビ. 2024年6月14日閲覧。
  9. ^ 株式会社東宝ステラ『「シン・ウルトラマン」パンフレット』東宝株式会社映像事業部、2022年5月13日、38頁。 
  10. ^ watashino1950のツイート(1164559469038059520)
  11. ^ 映画『三大怪獣グルメ』公開日2020年6月6日に決定!”. 映画ログプラス (2020年5月26日). 2020年11月22日閲覧。
  12. ^ 映画『わたしのかあさん-天使の詩-』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年3月31日閲覧。

外部リンク

[編集]