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「ゼルダ無双」の版間の差分

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『'''ゼルダ無双'''』(ゼルダむそう、''[[:en:Hyrule Warriors|Hyrule Warriors]]'')は、[[コーエーテクモゲームス]]より[[2014年]][[8月14日]]に発売された[[Wii U]]用ゲームソフト。2016年には『'''ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ'''』として3DSにも移植予定。
『'''ゼルダ無双'''』(ゼルダむそう、''[[:en:Hyrule Warriors|Hyrule Warriors]]'')は、[[コーエーテクモゲームス]]より[[2014年]][[8月14日]]に発売された[[Wii U]]用ゲームソフト。2016年には『'''ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ'''』(ゼルダむそう ハイラルオールスターズ)として3DSにも移植予定。


== 概要 ==
== 概要 ==

2015年6月29日 (月) 03:00時点における版

ゼルダ無双
Hyrule Warriors
ジャンル アクションゲーム
対応機種 Wii U
開発元 オメガフォースTeam NINJA
発売元 日本の旗 コーエーテクモゲームス
アメリカ合衆国の旗 任天堂
プロデューサー 鯉沼久史(総合プロデューサー)
早矢仕洋介(開発プロデューサー)
青沼英二(スーパーバイザー)
人数 1 - 2人
発売日 日本の旗 2014年8月14日
欧州連合の旗 2014年9月19日
オーストラリアの旗 2014年9月20日
アメリカ合衆国の旗 2014年9月26日
最新版 1.6.1/ 2015年3月27日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
PEGI12
コンテンツアイコン セクシャル、暴力
売上本数 日本の旗 105,883本[1]
世界 100万本(出荷本数)[2]
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ゼルダ無双』(ゼルダむそう、Hyrule Warriors)は、コーエーテクモゲームスより2014年8月14日に発売されたWii U用ゲームソフト。2016年には『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』(ゼルダむそう ハイラルオールスターズ)として3DSにも移植予定。

概要

無双シリーズ任天堂ゼルダの伝説シリーズ」とのコラボレーション作品で、ゼルダの伝説シリーズでは3作目のCERO:B作品となる。多くの敵キャラを蹴散らす爽快アクションに「注目」、アイテムを使った攻撃などの要素が加えられている[3]

Wii U GamePadとテレビ画面、それぞれに表示されたキャラクターを操作するマルチプレイが可能[4]

開発のきっかけは、任天堂キャラクターで無双系ゲームを作ろうと考えてた、オメガフォースのチームリーダーでコーエーテクモゲームスの副取締役である鯉沼に、Team NINJAのプロジェクトリーダーの早矢仕が「ゼルダで無双を作ったら面白くなるのでは?」と声をかけたことよるものである。企画を任天堂に持ち込んだところ「アクションゲームに特化したゼルダを作ってほしい」との声が返ってきたため今回のコラボが実現した。ガンダム無双開発以降さまざまなコラボ無双を作ってきたが、社内一丸で作らないと無理だろうと考え、オメガフォースとTeam NINJAとで本作のための開発チームを編成。さらに任天堂側から青沼英二がスーパーバイザーとして参加。青沼は新しいゼルダ作品という位置づけで制作に携わった。[要出典]

本作自体の世界観は他のシリーズ作品とのつながりは言及されていないが、黒の魔女シアの力によって時空が歪められ、異なる世界・時代が召喚されたとされており、往年のシリーズ作品から『時のオカリナ』『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』のキャラクターやステージが多数登場する[5]

戦闘の仕組み

プレイヤーキャラは各戦場で戦う軍勢の指揮官となり、敵兵軍団と戦いながら各戦場で与えられたミッションをこなしていく。ステージ上の勝利条件を満たせばステージクリア。プレイヤーキャラの体力が0になる・ミッション失敗・制限時間オーバー・味方本拠地陥落・味方側総大将敗走のいずれかでゲームオーバーとなる。

戦場のあちこちには新たな兵士が増援として召喚され、相手勢力の進軍を阻害する砦がある。砦内部には敵味方のどちらが制圧しているかを示す菱形のシンボルがある(赤だと敵側、青だと味方側の砦)。砦の兵士が倒されることで砦勢力ゲージが減少し、ゲージが0になると出現する「砦ボス」と呼ばれる上級兵士が撃破されれば、その砦は攻め込んだ勢力のものとなっている。味方側の砦が敵勢力に奪われても、再度砦ボスを撃破すれば奪還できる。
砦のうち2つは各勢力の本拠地となっており、自軍の本拠地が陥落すると敗北となるが、ステージによっては相手側の本拠地を制圧すれば勝利になる場合もある。
拠点と拠点兵長
砦の外にも各エリアにシンボルが設置された「拠点」が存在し、砦と同じように増援兵が召喚されている。拠点には所有勢力の「拠点兵長」と呼ばれる上級兵士が周辺を守っているが、拠点兵長が倒されるとその拠点は陥落し、新たに相手側勢力の拠点兵長が配置される。
ピンチの味方の救援
味方側の部隊長や指揮官の体力がある程度減ってくるとプレイヤーに救援を要請してくることがある。ピンチ状態の部隊長・指揮官の周辺にあるサークルに入ることで救援が成立し、体力が回復する。
第三勢力
ミッションやシナリオなどによっては味方軍・敵軍の他に第三勢力(黄色のシンボル)が存在することがある。シナリオによっては、敵味方どちらかの軍に合流する。
アドベンチャーモードでは第三勢力がメインとなるシナリオも存在する。
ウィークポイント
上級の敵(部隊長・キャラクター・巨大魔獣)には特定の攻撃を放つか受けた後に六角形の「ウィークポイントゲージ」が表示される。この間の連続攻撃によってゲージを減らし切ることで、相手に大ダメージを与える「ウィークポイントスマッシュ」が発動する。
必殺技
広範囲の敵を一掃する強力な攻撃で、必殺技の命中が確定した敵が白く光るようになっている。ゲージ1本を消費して発動する。敵を攻撃したり、「フォースのかけら」を取得することで必殺ゲージが回復する。
魔力解放
「魔法のツボ」を取得することでのみ回復する魔力ゲージを消費し、一定時間プレイヤーの能力を強化することができる。敵を一定数撃破することで効果時間を延長し、この際に経験値やルピーなどにボーナスが入る。
なお解放中の必殺技は魔力ゲージを全消費するが必殺ゲージは消費しない「ウィークポイントダウン技」となり、命中させた的に強制的にウィークポイントゲージを表示させることができる。またウィークポイントダウン技を使わずに効果時間が終了した時には別のフィニッシュ攻撃が発生する。

キャラクター

プレイヤーキャラクター

人選はコーエーテクモ側主体で行われた。中には青沼が驚くほどの人選もあるのだという。[要出典]

リンク(Link)
声:梶裕貴
武器:片手剣、ロッド、グローブ、大妖精、エポナ、スピナー、マスターソード
シリーズの主人公で、本作では本編、スカイウォードソード編、終章、最終章の主人公。ハイラル王国軍の訓練兵の中でも群を抜いた強さを誇る兵士。プロクシィという妖精を連れている。勇気のトライフォースの力を秘めていたため、インパから緑の衣を渡され、勇者を目指す。
後に天空の世界へ乗り込んで転生の扉を閉じたのち、聖剣の神殿でマスターソードを引き抜いてシアに挑む。
片手剣やマスターソードの他、炎のロッドやチェーンハンマーつきグローブなど、様々な武器を扱う事ができる。
インパ(Impa)
声:長尾明希
武器:太刀薙刀
ハイラル王国親衛隊長。シーカー族の末裔で、ゼルダのお付きにして護衛でもある。ゼルダ失踪中はハイラル軍全体のリーダー格として行動する。時のオカリナ編の主人公。
剣の達人で、水属性の大太刀や火属性の薙刀を振り回して戦う。
ゼルダ(Zelda)
声:世戸さおり
武器:細剣、タクト、コピーロッド
ハイラル王国王女。知恵のトライフォースの力を秘める。
物語冒頭からリンクやインパとともに最前線で戦い、インパとともにハイラル軍全体のリーダー格として行動する。ハイラル城陥落後は敵の目を欺くためシークに姿を変えてインパに協力し、水の神殿の偽ゼルダ(=ウィズロ)撃破後に再び正体を現す。
細剣やタクトを手に、魔法を駆使して戦う。
ミドナ(Midna)
声:河本明子
武器:呪具、鏡
トワイライトプリンセス』に登場した黄昏の姫。魔法で生み出した狼に乗り、呪具を駆使して戦う。
本作では再び姿を変えられており、居城である影の宮殿でザントと交戦していたところを宮殿に乗り込んできたシアに敗れ平原へ敗走、そこでラナと遭遇。ラナを黒の魔女の手先と勘違いして一戦を交えるが、ラナもシアを追っていることに気づき、ともに影の宮殿へ乗り込む。
トワイライトプリンセスパック購入後、真の姿のミドナが別キャラ扱いで使用可能になる。原作に登場した陰りの鏡の魔力を駆使して戦う。
ラナ(Lana)
声:寿美菜子
武器:魔導書、大樹、召喚の扉
本作オリジナルキャラクターの白の魔女。シアから追い出された善の心が実体化した存在であり、活発な性格。トワイライトプリンセス編の主人公。魔法を駆使しつつ軽快なフットワークで戦う。
フィローネの森でウィズロ率いる魔物達と戦っているところを、消息を絶ったゼルダを探しに訪れたリンクらと合流し、シアを倒すべく行動を共にし、その後黄昏の大地に乗り込む。一貫してハイラル軍として行動しているが、ガノンドロフ軍が黒の魔女軍を攻めた際には黒の魔女軍に助太刀している。
シアが倒された後は魔女として力のトライフォースを守護することになる(このためガノンドロフに真っ先に狙われた)。
アゲハ(Agitha)
声:巽悠衣子
武器:日傘
『トワイライトプリンセス』に登場した、「虫さん王国のプリンセス」を自称する少女。日傘を振り回し、虫たちを召喚して戦う。
カカリコ村で魔物に襲われていたところをラナに助けられ、行動を共にすることに。
ファイ(Fi)
声:藤村歩
武器:天剣
スカイウォードソード』に登場した剣の精霊。豊富な知識と高度な分析力を持つ。自身を剣の姿に変えて敵を切り裂く。
スカイロフト軍を指揮し、ギラヒム率いる魔物軍と戦っていたが、黒の魔女軍に敗れ、勇者を待っていたところでハイラル軍を率いてやってきたリンクと出会い、彼を「マスターとは異なるが同じ存在」と認識し、力を貸す。
ルト(Ruto)
声:中上育実
武器:魔法具
時のオカリナ』に登場したゾーラ族の姫君。水の種族らしく水を操って戦う。
暴走したダルニアに幽閉されていたところをインパとシーク率いるハイラル軍に助けられ、合流して水の神殿に乗り込む。
ダルニア(Darunia)
声:高口公介
武器:ハンマー
 『時のオカリナ』に登場したゴロン族の族長。巨大なハンマーをふるって戦う。
ゼルダに扮装したウィズロによって遣わされたビッグポウに取りつかれて暴走し、ルトをとらえていたが、それを聞きつけたハイラル軍のインパとシークに懲らしめられ正気を取り戻しルトを解放。その後はゴロン族を率いてルトとともにハイラル軍に合流する。
シーク(Sheik)
声:世戸さおり
武器:ハープ
『時のオカリナ』にも登場した、シーカー族の生き残りと語る戦士。ハープによる魔法攻撃や、クナイなどの暗器を使って戦う。
オルディン火山でリンクとインパの前に現れ、それ以降彼らに協力し、中盤ではインパと共に時のオカリナの世界に潜入する。正体は本作のゼルダが姿を変えたものだった。
子供リンク(Young Link)
声:瀧本富士子[6]
武器:鬼神の仮面(声:檜山修之
ムジュラの仮面』より出典。DLCのムジュラパックを購入することで使用可能となるキャラクター。
子供ながらその実力は本物で、両手剣を手に戦う。さらに、魔力開放や必殺技の使用時には鬼神の仮面を装着し、圧倒的な戦闘能力を発揮する。
因みに、子供リンクが連れている妖精はナビィでもチャットでもなくまたしてもプロクシィである。
チンクル(Tincle)
声:
武器:風船
『ムジュラの仮面』より出典。DLCのムジュラパックを購入することで使用可能となるキャラクター。
自身を妖精の生まれ変わりと信じる35歳独身男性。風船を爆発させたり風船で飛び回って攻撃するほか、丸めた地図やルピー袋や爆弾、さらには風のタクトに登場した自身の黄金像など様々な道具を用いたトリッキーな戦法で敵を翻弄する。
コッコ(Giant Cucco)
チャレンジバトルの「コッコバトル」でのみ使用可能となるキャラクター。一般的なコッコよりも遥かに巨体で、ラナの召喚の扉によって召喚される個体に酷似している(ただし、ラナの発言から察するにその個体とは別物である模様)。基本的には敵をつついたり飛び突きを繰り出すなどシンプルな戦闘スタイルだが、必殺技では大量のコッコを召還して前方広範囲の敵を一掃する。

敵キャラクター

主要な敵(プレイヤーキャラクター)

黒の魔女 シア(Cia)
声:寿美菜子
武器:宝杖
本作オリジナルキャラクター。力のトライフォースを守護する魔女であったが、勇者リンクへの執着心が心の闇となり、そこに付け込んだガノンドロフによって善の心を排除され、悪の化身と化した。転生の扉から多数の魔物を召喚し、本作の事件を引き起こした。拠点の自分の部屋には様々な時代のリンクの絵を飾っており、この時代の勇者リンクをも手中に納めようとしている。
ラネール渓谷に乗り込んだリンクとシークからトライフォースを奪ったが、後に操っていたガノンドロフが体から離れ、トライフォースを狙い敵対したため、自身の命を削ることになるとも知らずに魔力を暴走させガノンドロフを退けたものの、自らの心まで闇に染めてしまい、最後は乗り込んできたハイラル軍に敗れ、ラナの目の前で完全に消滅した。
アップデートデータからプレイヤーキャラクターとしても使用可能。サイドストーリーとなる黒の魔女シア編の主人公。
灼熱凶戦士 ヴァルガ(Volga)
声:川原慶久
武器:戦槍
本作オリジナルキャラクター。オルディン火山の竜族を束ねる炎竜で人と竜の2つの姿を持ち、人の時は槍を手にした竜騎士のような格好をしている。火山に乗り込んできたシアに倒され、闇の力を与えられ配下となった。武人肌な性格。
最後の戦いではゼルダ(彼女をプレイしている時はルト)の言葉で武人の誇りを思い出し、闇の力を放棄する。そして武人としてハイラル軍と戦い、最後は誇りを取り戻せたことを嬉しく思いながら消滅する。
アップデートデータからプレイヤーキャラクターとしても使用可能。
暗黒魔道師 ウィズロ(Wizro)
声:宮澤正
武器:指輪
本作オリジナルキャラクター。ゴロン族によってオルディン火山の水晶洞窟に封印されていた指輪がシアの魔法によって命を吹き込まれたもの。
処世術にたけた策略家で、ストーリー本編では一貫してシアの部下として魔物の指揮を行ったり、ゼルダに化けるなどの悪事を行っているが、よりつよい者に服従しようとするため、黒の魔女シア編では2度にわたりシアを裏切っている。1度目は復活されてすぐに、2度目はガノンドロフ軍が魔女の谷に攻めてきた時、ガノンドロフ側につく。2度目の裏切り後は再びシアに指輪へと戻されてしまった。
アップデートデータからプレイヤーキャラクターとしても使用可能。魔法弾を飛ばすなど遠距離戦を得意とする。
影世界の僭王 ザント(Zant)
声:玉木雅士
武器:曲刀
『トワイライトプリンセス』のキャラクター。影世界の支配をもくろむ影の民。
影の宮殿でミドナの勢力と争っていたところを黒の魔女軍に攻め込まれて手下となり、その後は宮殿の転生の扉を守護していたが、ラナとミドナによって倒された。後にガノンドロフに魂を呼び戻されて彼の手下となる。プレイヤーキャラクターとしても使用可能。
魔族長 ギラヒム(Ghirahim)
声:勝杏里
武器:魔剣
『スカイウォードソード』のキャラクター。天空の世界の魔物を統べる存在で、魔王の復活をもくろんでいる。
封印されしものを復活させスカイロフトに攻め込んでいたところ、黒の魔女軍が封印されしものを撃退したため服従する。この際にシアの中に眠るガノンドロフの気を感じ取っていた模様。その後は封印の地に降りて転生の扉を守護していたが、リンクとファイによって倒された。後にガノンドロフに魂を呼び戻されて彼の手下となる。プレイヤーキャラクターとしても使用可能。
魔王 ガノンドロフ(Ganondorf)
声:楠大典
武器:大剣
闇の中をうごめく邪悪なエネルギーが人の形をとって実体化した存在とされ、シアを陰で操っていた黒幕。神話に語られる時代では彼が力のトライフォースを司っていたと言われていた。
シアを操り、各世界に四つに分割されて封印されていた自身の魂の欠片を回収していた。欠片を三つまで回収した時点でシアから離れ実体化し、魔女の谷に攻め込むもラナの妨害にあって倒され、精神の宮殿ではシアの討伐に攻め込んできたハイラル軍と戦い、倒された……かに見えたが、四つめの魂の欠片を封じていたマスターソードが引き抜かれていたことにより完全復活。ザントとギラヒムを配下に加え、ハイラル征服とトライフォースを手中に納めることを目的に動きだす。プレイヤーキャラクターとしても登場し、ガノンドロフ編の主人公。デザインは本作のオリジナル。所々『スカイウォードソード』に登場する終焉の者を意識したような描写がある(Lv1武器の名前が「終焉の剣」、「終焉の地」と発言する場面がある、終焉の者を想起させるような長い髪、原作で終焉の者が放った雷撃を使用する、など)。

巨大魔獣

以下の巨大魔獣は特定の攻撃をヒットさせることでダウンし、ウィークポイントゲージが出る(ただし、有料コンテンツのガノンパックに登場するダーク巨大魔獣はいかなる方法を用いてもウィークポイントゲージを出さない)。 いずれも過去のゼルダの伝説シリーズで大ボスとして登場したモンスター。

轟炎凶角竜 キングドドンゴ(ごうえんきょうかくりゅう-)(Fire Breathing King Dodonga)
『時のオカリナ』の「ドドンゴの洞窟」のボスだった。溶岩地帯に生息する大型の魔獣。火炎放射や巨体を生かした攻撃を仕掛ける。
今作では体色が黄色で背中のひれが赤くなっている。また、一部ステージには『時のオカリナ』に登場した個体と全く同じデザインのものも登場する。
魔眼鎧殻種 ゴーマ(まがんがいかくしゅ-)(Arthropod Cyclops Monster Gohma)
1つ目を持つ、クモとカニを掛け合わせたような多脚の魔物。目玉から発射されるビームで攻撃する他、大ジャンプして踏みつけてくることもある。
今作ではオリジナルデザインで、目玉をツメが変形した鎧で守っている。従来のシリーズ同様、目玉が弱点。
猛毒邪蝕樹 テスチタート(もうどくじゃしょくじゅ-)(Poisonous Tree Manhandla)
初代『ゼルダの伝説』および『ふしぎの木の実 大地の章』の古代の遺跡のボスだった。荒地に生える植物の魔物。本体から口のついた触手が4本伸びており、普段は体を硬化している。触手から種をマシンガンのように飛ばして攻撃する。
グラフィックは「4つの剣」にデグチタートの名称で登場したものがベースになっているが、触手の花がパックンフラワーのような口になっていたり本体に宝石がついているなど「大地の章」のもののイメージも持ち合わせている。
アドベンチャーモードの一部シナリオでは触手だけで登場する(下記参照)。
覚醒炎翼竜 ナルドブレア(かくせいえんよくりゅう-)(Twilit Dragon Argorok)
『トワイライトプリンセス』の天空都市のボスだった。鎧をまとったドラゴン。空中から炎を吐いたり、竜巻を起こす。
封印されしもの(The Imprisoned)
『スカイウォードソード』の封印の地のボスだった。スカイウォードの世界に封印されていた、全身を硬い鱗で覆われた巨大な魔物。本作では両腕としっぽのない形態で、原作のものと比べると身長は約半分程とかなり小さい。
本作では小さいタイプのものも存在し、こちらはアドベンチャーモードの一部チャレンジバトルで部隊長として登場する。
魔獣ガノン(Dark Beast Ganon)
本作のラストボス。大きな鬣と、両肩にツノを持ち、両腕にコテを装備した巨大な魔獣。ストーリー中ではガノンドロフが所持していたトライフォースを暴走させて変身したものである。デザインは本作オリジナルのもので、2足歩行だが通常は四つん這いで歩行する。
最初のうちは両肩のツノからのマシンガンと、両腕のコテからの魔力球、空中からの火炎放射で攻撃し、これらのツノやコテ、しっぽを破壊された後は巨体を生かした突進と大ジャンプ踏みつけ、さらには赤い雷で攻撃する。
チャレンジバトルの「ガノンプレイ」(有料コンテンツ)専用のプレイアブルキャラクター。巨体を生かした格闘技や魔法技のほかに、特定の巨大魔獣を倒すことで入手できる「ボスアタック」と呼ばれる特殊技を用いて戦う。さらに、巨大魔獣に対してのウィークポイントスマッシュではトライデントを使用する。

その他の敵

デクババ
植物の魔物。本作では周囲に毒を撒き散らす。弓矢でなければ倒せない。『時のオカリナ』のグラフィックで登場。
ビーモス
魔法の砲台。目からビームを放つ。従来のシリーズ同様、バクダンで破壊可能。デザインは本作オリジナル。
テスチタート触手
テスチタートの触手。アドベンチャーモードの一部アドベンチャーバトルでどこかの砦に生え、戦場各地または敵砦に種をはいて攻撃する。

兵士たち

敵または味方側の兵士として相手と戦うキャラクターたち。

雑兵

一部を除き、砦ボス及び拠点兵長はこれら種のやや大型の個体が担当している。

ハイラル兵
人間の兵士。味方として登場することが多い。
ゴロン族
山に住む種族。本作では「時のオカリナ」のグラフィックで登場。味方側で登場することが多い。上級兵士は鎧をつけている。
ボコブリン
棍棒を持った赤い鬼。上級兵士は盾を持つ。グラフィックは「スカイウォードソード」のもの。
ブルブリン/キングブルブリン
緑色の魔物。上級兵はキングブルブリンとして登場。「トワイライトプリンセス」から登場。
また、黄昏マップから部隊長格のキングブルブリンも登場する。上級兵よりも二倍ほど大柄な上、耐久力もあるが、条件を満たすと自軍に寝返る場合がある。
スタルベビー/スタルフォス
人型の魔物の骸骨が動き出したもの。上級兵士はスタルフォスとして登場、武装している。「時のオカリナ」のグラフィックで登場。
また、タルミナマップから彼らの部隊長として「ムジュラの仮面」のスタル・キータが登場する。こちらも条件を満たすと自軍に寝返る場合がある。
コッコ
いわゆるニワトリ。特定の条件を満たすと第3勢力として乱入してくる。上級兵は体が大きい。
攻撃を加えると、敵勢力となり逆襲をするために多くのコッコを呼び出す。

部隊長

これらの部隊長とは敵として戦う場合、特定の攻撃後にウィークポイントが出る。また、味方隊長の体力が減ってくるとプレイヤーに救援要請が入る。また敵味方どちらかの部隊長が相手側戦力に撃破され敗走すると、その旨が表示される。

ハイラル隊長
人間の部隊長。味方側での登場が多い。
ゴロン隊長
ゴロン族の部隊長。味方側での登場が多い。
リザルフォス/ダークリザル/ダイナフォス/ダークダイナ
剣を持った、トカゲを擬人化したような魔物。リザルフォスは盾で、ダイナフォスは鎧で武装している。炎を吐く。両者共にデザインは本作オリジナル。
サイドストーリーである黒の魔女シア編では、大きな体躯のリザルフォスであるリザル、同じく大きな体躯のダイナフォスであるダイナがヴァルガ直属の部下として登場する。魔物にしては珍しく人語を饒舌に話す。
モリブリン/ダークモリブリン/鉄盾モリブリン/ダーク鉄ブリン
ヤリと盾で武装した肥満体の大柄な魔物。『スカイウォードソード』のグラフィックで登場する。
ビッグポウ/ダークビッグポウ/アイスビッグポウ/ダークアイスポウ
カンテラを持った幽霊。アドベンチャーモードのステージによっては、敵軍に倒されたハイラル隊長の亡霊がビッグポウとして現れることがある。『時のオカリナ』、及び『ムジュラの仮面』からの登場。
ガーナイル/ダークガーナイル/サラマンダイル/ダークダイル
剣と盾を持ったドラゴン。空中から炎を吐いて攻撃する。『トワイライトプリンセス』からの登場。
タートナック/ダークナック/スタルマスター
タートナックとダークナックは鎧をまとった騎士で、スタルマスターは4本腕の骸骨。全て行動面は同じ。 タートナック/ダークナックは『トワイライトプリンセス』、スタルマスターは『スカイウォードソード』のグラフィック。
ギブド/フレイムギブド/ダークフレイム
包帯を巻いた人型のミイラ。相手の動きを止める息を吐く。グラフィックは『トワイライトプリンセス』のもの。
金コッコ
コッコ軍の部隊長として登場。ウィークポイントを出さない。

その他

プロクシィ
声:洲崎綾
リンクのナビゲーターの妖精。リンクや子供リンクが登場する場面で本人の代わりにセリフを出す。
黒の魔女シア編にて判明するが、実は大妖精を除く妖精たちの中で最も強力な魔力を持つとされている。ただし、ゲーム全体を通じてその魔力を発揮する描写はない。
大妖精
声:
妖精たちのリーダー的存在。『時のオカリナ』を意識したデザインだが、原作に比べ顔立ちが整っている。
本編ではハイラル軍を自らの魔力をもって様々な形で援護する。リンクの武器の一つとしても登場するが、むしろ大妖精本人を操作する形になっている。
ガノンパックでは敵として戦うことも可能。
ナリシャ
声:
出典は『スカイウォードソード』から。スカイロフトを守護する鯨のような大精霊。本編のスカイウォードソード編にてリンクたちをサポートする。かぼちゃスープが好物。
ナレーター
声:園崎未恵
レジェンドモードのシナリオの解説や、ゼルダの伝説シリーズでも語られている神話の解説を行う。

その他の担当声優

ストーリー

本作のメインとなるレジェンドモードは決められたミッションをこなしてシナリオを進めていく。それぞれのシナリオはプレイヤーキャラクターが決まっている(一部は複数から選択)。

あらすじ

ある朝のこと、ハイラル王女ゼルダのもとに護衛のインパがやってくる。不吉な夢を見たというゼルダが訓練兵を視察していたところ、ハイラルに魔物の大群が押し寄せてくる。それを聞きつけた訓練兵のリンクは戦いに加勢するため城を出ていく。

序章
襲いくる魔物軍とハイラル軍が平原で交戦しているところから始まる。リンクがハイラル軍に加わり戦うが、ハイラル城は陥落、ゼルダも忽然と姿を消した。
一行はフィローネの森で若い女性がハイラル軍を率いているとの情報を得て、オルディン火山を抜け、謎の青年シークを味方に加え森へ向かう。その森で戦っていた若い女性・ラナの話をもとに、敵の首領・シアがいるラネール渓谷へ向かう。
そこでシアが3つの異世界をつなぎ、それぞれに転生の扉を設置して魔物を召喚し始めたことを知ったハイラル軍は、3手に分かれてそれぞれの世界の転生の扉を閉じる戦いに向かう。
時のオカリナ編
インパとシークの率いる勢力は神話の大地へ向かう。妖精が現れルトがゴロン族のダルニアにとらわれているとの情報を聞きつけた一行は、デスマウンテンで敵に操られていたダルニアを懲らしめルトを救出する。この2人を仲間に加え、転生の扉があるハイリア湖の水の神殿へ向かう。
トワイライトプリンセス編
ラナの勢力は黄昏の大地へ向かう。現地で転生の扉を探していた際に助けだした、住人のアゲハの案内に従って進んでいた時、出くわしたミドナに魔女の手先と勘違いされて襲撃される。しかし戦いの末にラナがミドナの誤解を解いたことでミドナの勢力はハイラル軍に合流し、共に転生の扉がある影の宮殿へ向かう。
スカイウォードソード編
リンクの勢力は天空の大地へ向かう。スカイロフトは魔物の大群に攻め入られており、ハイラル軍は現地隊長に加勢して戦うことに。そのさなかでファイと出会い、スカイロフトの魔物軍を率いるヴァルガを退ける。一行はスカイロフトから逃走したギラヒムを追って、封印の神殿へ進軍する。
終章
それぞれの勢力は各地での戦いを終え、無事合流を果たす。その後、シアに対抗するためにマスターソードを得るべく聖剣の神殿へと向かう。ウィズロに操られ暴走した聖剣の守り人を退け、リンクはマスターソードを引き抜き勇者の資格を示す。そんな中ウィズロが二度にわたり襲いかかるが、真の勇者となったリンクの敵ではなく容易く撃破される。
進軍の末に精神の宮殿へとたどり着くが、自分の力を過信し単独行動をとったリンクがシアの罠にかかり窮地に陥る。仲間に助けられたリンクは自らの慢心を省みたのち、マスターソードの真の力を引き出す。シアの軍勢と、奇襲を仕掛けてきたガノンドロフを打ち破り精神の宮殿から脱出したハイラル軍は、ラネール渓谷にてシアとの決戦に臨む。
ガノンドロフ編
シアがハイラル軍に倒されハイラルに平和が戻ったころ、最後の魂の欠片の封印が解けガノンドロフは完全復活を遂げる。その後ガノンドロフはザントとギラヒムを復活させ部下とし、拠点を勢力を求めてゲルド砂漠へと進軍する。そこで猛威を振るったガノンドロフ軍はさらに勢力を拡大させ、トライフォースを奪うためにラネール峡谷とハイラル城へ向けて進軍する。
最終章
ガノンドロフ軍に大敗しトライフォースも全て奪われたハイラル軍だったが、ガノンドロフが不在だという知らせがゼルダに届くと、彼女はすぐさま兵を集めゲルド砂漠へと進軍する。ラナの召喚魔法によって呼び出された異世界の仲間たちの助力もあり、リンクは敵軍を指揮するザントとギラヒムを倒すことに成功する。
その後、ガノンドロフがかつてのハイラル城であったガノン城でなにかの準備をしていると聞いたハイラル軍は、ガノンドロフとの最終決戦に臨むためガノン城へと進軍する。
黒の魔女 シア編
2014年9月のアップデートにより追加されたサイドストーリー。
勇者に心惹かれた時の魔女シアは、その思いをガノンドロフに付け込まれ善の心を追い出され悪の化身と化す。その後、彼女は炎竜ヴァルガを自分の部下とするためオルディン火山へと進軍する。そのさなか、ゴロン族に封じられていた呪いの指輪に人格を与え魔導士ウィズロとし、自分の部下とする。しかしシアはヴァルガから激しい抵抗を受け、さらにウィズロの裏切りに遭う。シアはこれらを屈服させ、闇の力を注入することで忠誠を誓わせる。その後、シアはヴァルガとウィズロを率いてハイラル城へと進軍する。

アドベンチャーモード

アドベンチャーモードは初代「ゼルダの伝説」をモチーフにしたマップを探検する。ハイラル全体は東西16、南北8の128エリアからなり、1エリアに1つのステージが割り当てられ、ステージをクリアして探索範囲を広げたり、報酬で新たなキャラクターや武器などを解禁していき、どこかに潜む闇の支配者を倒すことが目的となる。

各ステージではクリア成績のランク付けがあり(クリアタイム、クリアまでの撃破数、被ダメージで計算される)、Sランク獲得報酬があるなどやりこみ要素が強い。また、マップ探索では怪しい個所を対応するアイテムカードを使って調べることでステージクリア報酬を解禁したり、隠れている敵を出現させたり、新たなエリアへの進路を開通させることができる。

有料ダウンロードコンテンツでは表マップと同じ地形でミッションを新たに配分し直した「裏アドベンチャーマップ」や、トワイライトプリンセスをモチーフにした「黄昏マップ」、ムジュラの仮面をモチーフにした「タルミナマップ」が購入でき、表マップ同様の方法で探索していく。

マップ各種

冒険マップ(表)
8×16の表で全128エリアを探索する仕様になっており、初代「ゼルダの伝説」をモチーフにした作りになっている。
探索を進めることによって使用可能になるキャラクターが多い。
冒険マップ(裏)
有料追加コンテンツにて配信。マップは表の冒険マップ同様の作りになっている。
追加要素として、「短時間でクリア」「回復禁止」「ガード禁止」「攻撃アイテム使用禁止」「攻撃をすべてかわす」の5種類の「裏ルール」が追加されている。
黄昏マップ
有料追加コンテンツにて配信。
新たに「必殺技の使用禁止」「魔力解放禁止」「攻撃アイテムの使用禁止」の3種類の「トワイライトルール」と新たなアイテムカードが追加されており、マップの一部が影の領域に覆われている。
影の領域影響下では、ミニマップ上に敵の位置が表示されないが、本家同様に「光の雫」を使用すると影の領域を解除でき、「トワイライトルール」が適用されなくなる。一方で「影の雫」を使用すると、影の領域が復活し「トワイライトルール」が適用される。
タルミナマップ
有料追加コンテンツにて配信。
制限時間カウンター追加され、バトルを行うとカウントが減り、ゼロになると月が落下しマップがリセットされる。
新たなアイテムカードを駆使して、本家同様に東西南北に位置する巨人を開放し、月の落下を阻止することが目的となる。
ごほうびマップ
「レジェンドモード」及び「アドベンチャーモード」で、黄金のスタルチュラを集めてイラストを完成させると出現するマップ。
全部で8種類のミッションが存在している。

チャレンジバトル

プレイヤーキャラクターのみで指定されたミッションをこなすバトル。大きく分けて以下の8種類がある。

10分以内で指定数撃破
制限時間内にフィールドにいる敵を指定数倒す。
すべての敵を撃破
指定された3つの砦を順番に回り、そこで出てくる敵をすべて倒す。出現敵は隊長格の敵やキャラクターが大半だが、巨大魔獣が出てくることもある。
クイズ
指定された3つの砦を順番に回り、出現する2体の敵から出題されるクイズの正解になっている方を倒す。
時間内に巨大魔獣をすべて撃破
フィールドにいる2~3体の巨大魔獣を10分以内にすべて倒す。レベルが高くなると複数種類の巨大魔獣が同時に出てくる。
油断厳禁!スリリングバトル
1度攻撃を受けると瀕死状態になるという特殊ルールのもと、敵隊長を指定数倒す。敵隊長は何体か倒すごとに増援として順次出現する。
暴風!ラッシュバトル(裏マップ以降)
制限時間内戦い続け、撃破数を計測する。指示された敵隊長やキャラクター、巨大魔獣を撃破していくと新手が出現する。
鉄壁!ガーディアンバトル(裏マップ以降)
陥落寸前状態の味方軍砦が陥落しないように注意しながら、砦に攻めてくる敵隊長をすべて倒す。
一閃!シンクロバトル(黄昏マップのみ)
複数現れた敵隊長やキャラクターを同時に倒す。体力に差が出ると回復するが、低下させれば回復しなくなる。同時に倒せなかった場合は、残った敵が倒された敵の魂を吸収して体力を回復する。
蔓延!スプレッドバトル(黄昏マップのみ)
ダメージを与え続けると分裂する敵隊長キャラクターのをすべて倒す。
奔走!エスコートバトル(黄昏マップのみ)
工作兵によって強化された敵本拠地までボムチュウを誘導する。
結成!チームバトル(黄昏マップのみ)
キャラクターに接触したり加勢して仲間に加え、敵対したキャラクターを倒す。
競争バトル(タルミナマップのみ)
時間制限内に第三勢力より多くのスコアを稼ぐことが目的。競争の種類は、「撃破数競争」「ルピー競争」「砦制圧競争」の三種類が存在する。

アドベンチャーバトル

レジェンドモードのように、味方キャラクターとともに敵軍と戦うバトル。

レジェンドモードとの違い

レジェンドモードにない要素として以下の点がある。

ボス部屋のカギ
ステージによっては敵本拠地の扉が閉まっていることがあり、その場合はボス部屋のカギを手に入れなければならない。ボス部屋のカギは特定の敵砦を落とすことで宝箱から手に入る。
妖精と結界
ステージによっては特定の敵砦に結界がかかっているときがあり、プレイヤーキャラが中にいると徐々にダメージを受ける。これを解除するには結界と同じ属性の妖精をビンで使わなければならない。妖精はどこかの敵砦にとらわれており、制圧することで救出できる。

アドベンチャーバトルは最初のミッションで以下のように大別される。これらのうちいずれかに成功すれば敵本拠地が開門し敵総大将と対決できるようになり、敵総大将を倒せばクリアとなる。なお、「大決戦!●●に潜みし●●を撃破せよ!」では敵総大将撃破後に巨大魔獣1体が召喚され、それを倒すと勝利になる。

敵戦力の低下
指定された敵砦をすべて制圧する。敵砦からは時々強力な敵兵(強化状態の隊長)が現れ、出現元の砦を落とすと弱体化し、敵隊長を倒すとその敵隊長の軍団は撤退する。
味方砦の防衛
指定された味方砦に進軍してくるボムチュウをすべて破壊する。自爆した場合はその砦を再制圧すればクリアとなる。
敵総大将の誘い出し
指定された敵隊長をすべて倒す。キャラクターでない指定敵隊長は種類が表示されて体が白っぽくなっており、そうでない敵隊長と容易に判別可能。
孤立した味方の救出
指定された敵砦のいずれかを制圧して開門し、味方隊長と交戦する指定敵隊長を倒す。このミッションの場合、味方本拠地がなく、敗北条件は総大将および救出対象いずれかの敗走となる。
2つの敵軍団
敵軍と別に第3勢力がいる場合、進軍するどちらかの軍の指定敵隊長を倒すとクリアでその敵の属する勢力の本拠地が開門する。
やる気を上昇させている敵隊長の撃破(裏のみ)
指定された敵隊長をすべて倒す。このミッションでは味方本拠地がなく敗北条件は総大将の敗走のみとなる。また、味方隊長が敗走するとしばらくの間敵軍のやる気が上がる。
裏切り指揮官の撃破(裏のみ)
指定された敵砦のいずれかにランダムで裏切り指揮官が潜伏しており、それを制圧して指揮官を引きずり出し、すべて撃破する。最後の一人が倒されるまでの間、一定時間ごとに味方軍の一部が裏切るほか、指定砦から裏切り兵が現れる(裏切り兵を倒すとその裏切り兵の部隊は撤退)。

3DS版

脚注

  1. ^ 【週間ソフト販売ランキング TOP50】『スマブラ3DS』が累計150万本を突破!(9月29日~10月5日)”. 電撃オンライン (2014年10月9日). 2015年2月22日閲覧。
  2. ^ 「ゼルダ無双」,全世界における出荷数が100万本を突破。公式サイトではPCやタブレット向けの壁紙が配信中”. 4gamer.net (2015年1月27日). 2015年2月22日閲覧。
  3. ^ 『ゼルダ』と『無双』のいいとこ取り! 『ゼルダ無双』プレイインプレッション【E3 2014】”. ファミ通.com (2014年6月13日). 2014年6月21日閲覧。
  4. ^ 「ゼルダ無双」新たな参戦キャラクターと「ウィークポイント」などを紹介”. GAME Watch (2014年6月13日). 2014年6月21日閲覧。
  5. ^ 本作そのものの世界から見た「前述した三作品の物語」は、過去の伝説・神話として語られている
  6. ^ 本人のTwitterでの発言より

外部リンク