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「湯村温泉 (兵庫県)」の版間の差分

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* [[ホテル]]・[[旅館]]は24軒程度であるが、2軒が定員500名クラスの大型ホテルなので、大きな温泉街の部類に入る。
* [[ホテル]]・[[旅館]]は24軒程度であるが、2軒が定員500名クラスの大型ホテルなので、大きな温泉街の部類に入る。
* 旧町名が温泉町、字名が「湯」であるほど温泉への依存度は強い。温泉病院という名称の[[病院]]や、町立温泉小学校と言う学校もある。
* 旧町名が温泉町、字名が「湯」であるほど温泉への依存度は強い。温泉病院という名称の[[病院]]や、町立温泉小学校と言う学校もある。
* 荒湯は[[ゆで卵]]や野菜などを茹でたりできる98度の熱泉で、周辺の側溝からは湯気が出ており、特に[[冬]]の[[夜]]は川からも湯気があがり温泉街に[[霧]]がかかったようになり温泉情緒を醸し出している<ref name="tokuma"></ref>。
* 荒湯は[[ゆで卵]]や野菜などを茹でたりできる98度の熱泉で、周辺の側溝からは湯気が出ており、特に[[冬]]の[[夜]]は川からも湯気があがり温泉街に[[霧]]がかかったようになる<ref name="tokuma"></ref>。
*NHKドラマ『夢千代日記』の夢千代の銅像が吉永小百合をイメージして荒湯の向かいに建立されている<ref name="tokuma"></ref>。
*NHKドラマ『夢千代日記』の夢千代の銅像が吉永小百合をイメージして荒湯の向かいに建立されている<ref name="tokuma"></ref>。



2015年1月15日 (木) 04:08時点における版

湯村温泉
山峡にある温泉郷
温泉情報
所在地 兵庫県美方郡新温泉町大字湯
座標 北緯35度33分17.79秒 東経134度29分17.16秒 / 北緯35.5549417度 東経134.4881000度 / 35.5549417; 134.4881000座標: 北緯35度33分17.79秒 東経134度29分17.16秒 / 北緯35.5549417度 東経134.4881000度 / 35.5549417; 134.4881000
交通 アクセスの項を参照
泉質 炭酸水素塩泉
泉温(摂氏 98 °C
湧出量 毎分470L
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 24
外部リンク 湯村温泉観光協会
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荒湯
薬師湯
春来川とふれ愛の湯
春来川と温泉街
春来川畔、ライトアップ湯村

湯村温泉(ゆむらおんせん)は、兵庫県美方郡新温泉町大字湯(旧温泉町、旧国但馬国)にある温泉

平安時代848年)開湯という歴史ある山陰の山峡にある閑静な湯治湯。「湯けむりの郷」と称し、また1981年NHKドラマ「夢千代日記」(吉永小百合主演)のロケ地としてその風情が全国に知られるようになり、以来「夢千代の里」とも称する[1]

泉質

  • 荒湯の泉質
    • ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸泉(低張性、弱アルカリ性高温泉)
    • 源泉温度98℃(日本一)
    • 湧出量毎分470L 
  • 総源泉数60、総湧出量毎分2,300Lで、余った分は川へも流れるので、冬には川から湯煙が立つこともある。美人の湯として名高い。(メタケイ酸192.5ミリグラム)

温泉街

  • 荒湯という高温の噴出泉が中心部にあり、春来川を中心に温泉街となっている[1]
  • ホテル旅館は24軒程度であるが、2軒が定員500名クラスの大型ホテルなので、大きな温泉街の部類に入る。
  • 旧町名が温泉町、字名が「湯」であるほど温泉への依存度は強い。温泉病院という名称の病院や、町立温泉小学校と言う学校もある。
  • 荒湯はゆで卵や野菜などを茹でたりできる98度の熱泉で、周辺の側溝からは湯気が出ており、特には川からも湯気があがり温泉街にがかかったようになる[1]
  • NHKドラマ『夢千代日記』の夢千代の銅像が吉永小百合をイメージして荒湯の向かいに建立されている[1]

施設

イベント

著名照明デザイナーの石井幹子によるライトアップ芸術。温泉街の中心を流れる春来川と荒湯の周辺を毎日日没から22時まで実施される。
恵比寿天「金運の湯」( 森林露天風呂「伏龍の湯」)
「湯めぐり札」を購入することで、指定の内湯や外湯に入ることができるというもの。七福神各々の像が湯ごとに用意されている。
対象の施設:毘沙門天「勝利の湯」 - 福禄寿「幸福の湯」(展望露天風呂「天神の湯」) - 弁財天「美人の湯」 - 大黒天「結びの湯」(庭園風大露天風呂「織姫」「彦星」) - 恵比寿天「金運の湯」( 森林露天風呂「伏龍の湯」) - 寿老人「長寿の湯」(「長寿大岩風呂」「展望桧風呂」) - 布袋尊者「和合の湯」 (露天風呂「やまの湯」「かわの湯」)

周辺情報

歴史

アクセス

  • 鉄道
  • 高速バス
  • 観光周遊バス
    • 夢但馬周遊バス「たじまわる」を7月から11月の土曜・日曜・祝日に全但バスが運行[2]
      • 「たじまわる」5号 湯村温泉~但馬牧場公園~湯村温泉~浜坂駅~山陰海岸ジオパーク館~道の駅あまるべ~香住駅
  • 飛行機
    • 鳥取空港から鳥取駅方面行きに乗車し、鳥取駅経由

関連項目

外部リンク

脚注

  1. ^ a b c d 『関西中部の名湯・秘湯』徳間書店
  2. ^ NEW!夢但馬周遊バス「たじまわる」