若
漢字
字源
編集- 原字の「叒」はひざまずいて髪に手をやるさまを象る象形文字、のち羨符「口」(他の字と区別のための装飾的記号)を加えて「若」の字体となる[字源 1]。「したがう」を意味する漢語{若 /*nak/}を表す字。のち仮借して接続詞の{若 /*nak/}に用いる。
- 手を挙げて祈る巫女を象るという説があるが、それを支持する証拠はない。
- また一説に、「叒」とは異なる起源を持ち、草を手で選び取るさまを象る象形文字とも[字源 2]。
意義
編集語源
編集- 借用語と考えられる。一説にオーストロアジア語由来[語源 1]。
- ↑ Axel Schuessler, ABC Etymological Dictionary of old chinese, University of Hawaii Press, 2006, p. 395.
日本語
編集教育漢字 (第6学年)
編集音 | |
---|---|
訓 |
名詞
編集接頭辞
編集熟語
編集中国語
編集- ローマ字表記
語源
編集動詞
編集ruò
- 〜のようである。
接続詞
編集ruò
代名詞
編集ruò
熟語
編集rě
ruò
朝鮮語
編集- ハングル: 약, 야
- 音訓読み: 땅이름 야, 지혜(범어의 음역) 야, 같을 약, 자네 약, 만약 약
- 文化観光部2000年式: yak, ya
- マッキューン=ライシャワー式: yak, ya
- イェール式: yak, ya
熟語
編集ベトナム語
編集文字情報
編集
|
| ||||||||
|
|
- | |
---|---|
日 | |
中 |
|
台 | |
韓 |
|
漢点字 | 六点漢字 |
---|---|
⢓⢨ | ⠲⠢⠡ |
康熙字典 | 1023ページ, 12文字目 |
---|---|
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) | 30796/30796' |
新潮日本語漢字辞典 (2008) | 10056/10057 |
角川大字源 (1992) | 8211/8212 |
講談社新大字典 (1993) | 13686/13687 |
大漢語林 (1992) | 9355/9356 |
三星漢韓大辞典 (1988) | 1482ページ, 11文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) | 5巻, 3187ページ, 7文字目 |