AFCチャンピオンズリーグ2020

AFCチャンピオンズリーグ2020 (: AFC Champions League 2020) は、2002-2003年に第1回大会が行われて以来、18回目のAFCチャンピオンズリーグ (ACL) である (前身も含めれば39回目)[1]

AFCチャンピオンズリーグ2020
AFC CHAMPIONS LEAGUE 2020
大会概要
日程 2月10日-12月19日
チーム数 最大52チーム(23協会から)
大会結果
優勝 大韓民国 蔚山現代 (2回目)
準優勝 イラン ペルセポリス
大会統計
試合数 93試合
ゴール数 236点
(1試合平均 2.54点)
総入場者数 182,388人
(1試合平均 1,961人)
得点王 モロッコ アブデルラザク・ハムダラー
ブラジル ジュニオール・ネグラン(7点)
最優秀選手 大韓民国 尹ビッカラム
 < 20192021

今大会から、優勝チームは、FIFAクラブワールドカップ2020の出場権だけではなく、次回大会(AFCチャンピオンズリーグ2021)の出場権を得ることになる。国内リーグの成績に関係なくACLの出場資格を得られるようになるのは今回が初めて[2][3]

出場枠

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46のAFC加盟協会 (国・地域。準会員北マリアナ諸島を除く)は、AFC大会における過去4年間のナショナルチームおよびクラブの実績に基づいてランク付けされ、2019年および2020年のAFCクラブ大会の出場枠が配分され、大会参加要項(以下、「第◯条」とあるのは大会参加条項の条数を示す)に従って次の基準で割り当てられる[4]

地区の割り当て
出場枠の割り当て
  • 各地域に4つのグループステージがあり (1グループは4クラブなので全16クラブ)、12枠は協会別に与えられる直接の出場権により決定、残り4枠はプレーオフで決める。
  • AFCランキングによる各地区の上位12の協会は、AFCチャンピオンズリーグの基準を満たしている限り参加する資格がある。
  • 各地区の6位までの協会は、グループステージで少なくとも1つの出場枠を獲得し、残りの協会はプレーオフ枠だけを獲得する (プレーオフ枠だけを獲得した協会は、AFCカップのグループステージ出場枠も得る)(第4.2条)。
    • 東西両地区の上位2協会は3つのグループステージ出場枠と1つのプレーオフ枠を有する。
    • 東西両地区の3位・4位の協会は2つのグループステージ出場枠と2つのプレーオフ出場枠を有する。
    • 東西両地区の5位の協会は1つのグループステージ出場枠と2つのプレーオフ出場枠を有する。
    • 東西両地区の6位の協会は1つのグループステージ出場枠と1つのプレーオフ出場枠を有する。
    • 東西両地区の7位~12位の協会は1つのプレーオフ出場枠を有する。
  • よって東西両地域のランキング上位12協会には以下のように出場権が割り当てられる
順位 直接
出場枠
プレーオフ
出場枠
備考
1 3 1
2 3 1
3 2 2
4 2 2
5 1 2
6 1 1
7 1 * プレーオフ出場クラブが負けた場合AFCカップのグループステージの出場権を得る

* プレーオフ出場クラブがグループステージに出場した場合、AFCカップの次の対象クラブがAFCカップのグループステージの出場権を得る
8 1
9 1
10 1
11 1
12 1
12 15 * 各地区でプレーオフによって4クラブがグループステージに出場できる
協会に割り当てられる出場枠の最大数
  • 各協会の出場枠数は、各協会の国内リーグ最上位ディビジョンの総クラブ数の3分の1まで認められる (オーストラリアは最上位ディビジョンであるAリーグの総クラブ数が10なので、基準を満たしていても最高3枠までとなる)(第5.4条)。
協会の出場枠を満たすクラブ数が足らない場合
  • いずれかの協会が出場基準を満たさず、自協会に与えられた出場枠を満たすクラブ数を出場させなかった場合は、以下の通りとする。
    • グループステージ出場枠を充足できなかった場合は、本来プレーオフから出場するクラブをグループステージからの出場に繰り上げる。そのクラブは、充足できなかった当該協会以外で、地区内でランキング最上位の協会とする。ただし1協会からのグループステージ出場枠は最大3枠までであり、それが充足されている場合は次点の協会に再配分する。
    • プレーオフ枠を充足できなかった場合は、それらは無効にされ、他の協会には再配分されない。本来プレーオフの下位のラウンドから出場するクラブを上位のラウンドに繰り上げる。

協会ランキング

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2020年のAFCチャンピオンズリーグ出場枠は、2017年12月15日に発表されたアソシエーションランキング [5] にに従って、協会ごとに出場枠が割り当てられる。これはAFCチャンピオンズリーグとAFCカップの成績、ならびに代表チームの2014年から2017年までのFIFAランキングに基づいてランク付けされたものである。

各国協会の評価
基準をクリア
出場枠を認められず
  1. ^ オーストラリア (AUS):本来であれば、ポイントが東西各地区で4位の協会はグループステージ出場2枠とプレーオフ出場2枠を得られる (エントリーマニュアル[6] 第4.2節)ものの、当該協会の最上位リーグのチーム数の3分の1までしか出場枠が認められないため (エントリーマニュアル[6] 第5.4節)、出場枠が3しか認められなかった (直近のシーズンのAリーグは10チームで実施)。
  2. ^ シリア (SYR):シリアには、AFCチャンピオンズリーグのライセンスを持ったチームがいないため、割り当てがない。

参加クラブ

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23の協会から52チームが参加する。

  1. ^ タイトルホルダー (TH): アル・ヒラル2019年大会の優勝者である。
  2. ^ シンガポール (SIN): シンガポールプレミアリーグ2019を優勝したのがブルネイDPMM FCであり、シンガポールを代表して出場する資格を有しないため、2位のタンピネス・ローバースが代わって出場する。
  3. ^ ベトナム (VTE): Vリーグ1 2019を優勝したハノイFCが、U-15チームのユースリーグへの不参加を理由にAFCライセンスを発給されなかった[7] ため、2位のホーチミン・シティが代わって出場する。
 
 
DSA大都市圏
 
リヤド
 
カタール
 
テヘラン
 
タシュケント
 
バグダッド
 
ソウル首都圏
 
上海
 
東京首都圏
 
 
リヤド teams
  アル・ナスル
  アル・ヒラル
ドバイ-シャールジャ-アジュマーン(DSA)大都市圏 teams
  シャールジャ
  シャバブ・アル・アハリ
タシュケント teams
  パフタコール
  ロコモティフ・タシュケント(p)
  ブニョドコル(p)
AFCチャンピオンズリーグ2020出場チーム
  西地区
  東地区
(p) プレーオフラウンド

日程

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日程は以下の通りとなっている[8]。西アジア地区のラウンド16については、当初5月25-26日に第1戦を、6月15-16日に第2戦を開催予定だったが、2019年9月17日のAFC理事会で変更が承認されている[9]

その後、グループステージ第3節の一部の試合が消化された時点で新型コロナウイルス (COVID-19) 感染症による影響により日程が全て中断され[10]、日程とレギュレーションが大幅に変更された[11]

当初の日程
区分 抽選日 第1戦 第2戦
予選ステージ 予選1回戦 抽選なし 2020年1月14日
予選2回戦 2020年1月21日
プレーオフステージ プレーオフラウンド 2020年1月28日
グループステージ 第1節 2019年12月10日[12] 2020年2月10-12日
第2節 2020年2月17–19日
第3節 2020年3月2–4日
第4節 2020年4月6–8日
第5節 2020年4月20–22日
第6節 2020年5月4–6日
ノックアウトステージ ラウンド16 2020年5月18–19日 (東)
2020年5月26–27日 (西)
2020年5月25–26日 (東)
2020年6月16–17日 (西)
準々決勝 未定 2020年8月24–26日 2020年9月14–16日
準決勝 2020年9月29–30日 2020年10月20–21日
決勝 2020年11月22日 2020年11月28日
変更後の日程(グループステージ以降)
区分 抽選日 試合日(西地区) 試合日(東地区)
グループステージ 第1節 2019年12月10日[12] 2020年2月10-12日 2020年11月18-19日
第2節 2020年2月17–19日 2020年11月21-22日
第3節 2020年9月14–15日 2020年11月24-25日
第4節 2020年9月17–18日 2020年11月27-28日
第5節 2020年9月20–21日 2020年11月30-12月1日
第6節 2020年9月23–24日 2020年12月3-4日
ノックアウトステージ ラウンド16 2020年9月26–27日 2020年12月6-7日
準々決勝 2020年9月28日(西地区)[13][14]
2020年12月8日(東地区)[15]
2020年9月30日 2020年12月10日
準決勝 2020年10月3日 2020年12月13日
決勝 2020年12月19日

予選プレーオフ

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プレーオフは、予選1回戦、予選2回戦、プレーオフラウンドの計3回戦制で行われる、各ラウンドは1回戦制で同点の場合は延長戦を行い、なお同点の場合はPK戦で決着する(規則第9.2項)。プレーオフラウンドに勝利した両地区の8クラブがグループステージに進出する。プレーオフにのみ出場権がある協会のチームが敗れた場合、そのチームはAFCカップ2020グループステージに回ることになる[1]

各地域の予選プレーオフのトーナメントは、AFCランキングに基づいて決定され、上位のチームがホームで試合を開催する[16]。また同じ協会のチームは、同じプレーオフで対戦することはない[17]

予選1回戦

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チーム #1 スコア チーム #2
西地区
チェンナイ・シティ   0 - 1   アル・リファー
アル・ファイサリー   1 - 2 (延長)   アル・クウェート
チーム #1 スコア チーム #2
東地区
セレス・ネグロス   3 - 2   シャン・ユナイテッド
タンピネス・ローバース   3 - 5 (延長)   バリ・ユナイテッド

予選2回戦

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チーム #1 スコア チーム #2
西地区
ブニョドコル   4 - 1   アル・ザウラー
ロコモティフ・タシュケント   0 - 1   イスティクロル
シャフリ・ホドロ   2 - 1   アル・リファー
エステグラル   3 - 0   アル・クウェート
チーム #1 スコア チーム #2
東地区
ケダFA   5 - 1   大埔
ブリーラム・ユナイテッド   2 - 1   ホーチミン・シティ
ポートFC   0 - 1   セレス・ネグロス
メルボルン・ビクトリー   5 - 0   バリ・ユナイテッド

プレーオフラウンド

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チーム #1 スコア チーム #2
西地区
アル・アイン   1 - 0   ブニョドコル
アル・アハリ   1 - 0   イスティクロル
アル・スィーリーヤ   0 - 0 (PK4-5)   シャフリ・ホドロ
アル・ラーヤン   0 - 5   エステグラル
チーム #1 スコア チーム #2
東地区
FCソウル   4 - 1   ケダFA
上海上港   3 - 0   ブリーラム・ユナイテッド
FC東京   2 - 0   セレス・ネグロス
鹿島アントラーズ   0 - 1   メルボルン・ビクトリー

グループステージ

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抽選は2019年12月10日にマレーシアクアラルンプールにあるAFCハウスにて行われた[18]。4チームずつ8つのグループ(西アジア地区:A-D、東アジア地区:E-H)に振り分けられた。同じ協会から進出するチームが同じグループにならないように抽選された。

各グループ内でホーム・アンド・アウェー2回戦総当たり(各チーム6試合)のリーグ戦を戦い、グループ内の上位2チームがラウンド16に進出する。勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0として計算を行う。

新型コロナウイルス感染症が世界的な感染拡大を及ぼしていることから、AFCは2020年2月27日の時点で第3節の8試合の延期を決定し[19]、3月2日には東地区の第3節以降(決勝トーナメントの一部を含む)の日程を5月以降に変更することについて、東アジア地区の各クラブの所属する加盟協会が合意したと発表した[20]。しかし、感染の世界的拡大が収束する気配が見られないことから、2020年4月14日、AFCは全ての主催試合を(再開の通知があるまで)無期限延期することを発表[21]。96試合中27試合のみ消化し、残りを5月以降に延期するとしたグループステージの残り試合開催も無期限延期となった。

2020年7月9日、AFCは新たなカレンダーを公表し、全ての主催試合を2020年中に終わらせる方針を発表。グループステージの西地区については9月14日から24日までの間で、東地区については10月16日から11月1日までの間でそれぞれ集中開催とすることを明らかにした[11][22]。西地区についてはカタールでの集中開催が決定した[23] が、東地区については一旦マレーシアでの集中開催が決まった[24] ものの、マレーシアでの開催日程を延期[25] しても開催困難になったことから、10月9日にカタールでの集中開催に変更することを発表した[26][注釈 1]

括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである

地区 グループ 1 2 3 4
西地区 A   アル・ワフダ   アル・ショルタ   エステグラル (PO4勝者)   アル・アハリ (PO2勝者)
B   アル・ヒラル   シャバブ・アル・アハリ   パフタコール   シャフリ・ホドロ (PO3勝者)
C   アル・ドゥハイル   アル・タアーウン   シャールジャ   ペルセポリス
D   セパハン   アル・サッド   アル・ナスル   アル・アイン (PO1勝者)
東地区 E   北京国安   チェンライ・ユナイテッド   メルボルン・ビクトリー (PO4勝者)   FCソウル (PO1勝者)
F   蔚山現代   上海申花   パース・グローリー   FC東京 (PO3勝者)
G   ヴィッセル神戸[注釈 2]   水原三星ブルーウィングス   広州恒大   ジョホール・ダルル・タクジム
H   シドニーFC   横浜F・マリノス   全北現代モータース   上海上港 (PO2勝者)
順位の決定方法

各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する(規則第10.5項)[1]

  1. 当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
  2. 当該チーム同士の対戦における、得失点差
  3. 当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少
  4. 当該チーム同士の対戦における、アウェーゴール数の多少
  5. 3チーム以上が該当し、1から4を適用しても特定のチーム間で差が生じない場合は、そのチーム間に (全ての順位が決まるまで)再度繰り返し適用する。それでも決められない場合は、下記6以降を適用
  6. 当該チームのグループ全試合における、得失点差
  7. 当該チームのグループ全試合における、ゴール数の多少
  8. ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う
  9. 警告および退場処分になった回数をポイント化 (警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
  10. AFCランキング(国・協会別)の順位の高い方の所属チームを上位とする

その後、新型コロナウィルス感染症に寄る影響から、グループステージの残り試合及び決勝トーナメントをカタールでの集中開催方式での開催に改めたことから、アウェーゴールルールについては採用しないこととなった。

グループA

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チーム 出場権 AHL EST SHO WAH
1   アル・アハリ 4 2 0 2 4 6 −2 6 ラウンド16進出 2–1 1–0 9/20
2   エステグラル 4 1 2 1 6 4 +2 5 3–0 1–1 9/17
3   アル・ショルタ 4 1 2 1 4 4 0 5 2–1 1–1 0-1
4   アル・ワフダ 0 0 0 0 0 0 0 0 参加辞退扱い[注 1] 1-1 9/14 9/23
出典: AFC
注釈:
  1. ^ アル・ワフダは選手数名が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の陽性反応を示したことから、グループステージの未消化4試合が行われるカタールへの遠征が日程どおりに出来なくなったとAFCに通知した[29]。アル・ワフダはグループリーグ日程の延期を要請したがAFCはこれを拒否、アル・ワフダが「大会への参加を辞退した」ものと取り扱い、既に開催済みのアル・ワフダの関与する2試合の結果を無効とすることとした[30]

グループB

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チーム 出場権 PAK SAH SHK HIL
1   パフタコール 4 3 1 0 6 1 +5 10 ラウンド16進出 2–1 3–0 0-0
2   シャバブ・アル・アハリ 4 2 1 1 3 2 +1 7 0–0 1–0 1-2
3   シャフリ・ホドロ 4 0 0 4 0 6 −6 0 0–1 0–1 0-0
4   アル・ヒラル 0 0 0 0 0 0 0 0 参加辞退扱い[注 1] 2-1 9/23 2-0
出典: AFC
注釈:
  1. ^ アル・ヒラルは集中開催会場のカタール入り後に多くの選手が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の陽性反応を示し、9月23日に行われる予定だった第6節・シャバブ・アル・アハリ戦にACLの規定で定められた13人(うちGK1名以上)のベンチ入りメンバーを揃えることが出来なくなった(GK3人を含む11人のみがベンチ入り)。アル・ヒラルは試合の延期を要求したものの他の試合スケジュールに影響を与えるとの理由でACLがこれを認めず、アル・ヒラルが「大会への参加を辞退した」ものと取り扱い、既に開催済みのアル・ヒラルの関与する5試合の結果を無効とすることとした[31]。なお、アル・ヒラルは5試合消化時点で3勝2分・勝点11のグループ首位であり、仮に第6節のみが無効(敗戦扱い)であればラウンド16に進出できていたはずであった[32]

グループC

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チーム 出場権 PER TAW DUH SHJ
1   ペルセポリス 6 3 1 2 8 5 +3 10 ラウンド16進出 1–0 0–1 4–0
2   アル・タアーウン 6 3 0 3 4 8 −4 9[注 1] 0–1 2–0 0–6
3   アル・ドゥハイル 6 3 0 3 7 8 −1 9[注 1] 2–0 0–1 2–1
4   シャールジャ 6 2 1 3 13 11 +2 7 0–2 0–1 4–2
出典: AFC
注釈:
  1. ^ a b アル・タアーウンとアル・ドゥハイルの直接対戦の結果による(アル・タアーウンの2勝)

グループD

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チーム 出場権 NAS SAD SEP AIN
1   アル・ナスル 6 3 2 1 9 5 +4 11 ラウンド16進出 2–2 2–0 0–1
2   アル・サッド 6 2 3 1 14 8 +6 9 1–1 3–0 4–0
3   セパハン 6 2 1 3 6 8 −2 7 0–2 2–1 0–0
4   アル・アイン 6 1 2 3 5 13 −8 5 1–2 3–3 0–4
出典: AFC

グループE

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チーム 出場権 BEI MVC SEO CHI
1   北京国安 6 5 1 0 12 4 +8 16 ラウンド16進出 3–1 3–1 1–1
2   メルボルン・ビクトリー 6 2 1 3 6 9 −3 7 0–2 2–1 1–0
3   FCソウル 6 2 0 4 10 9 +1 6 1–2 1–0 5–0
4   チェンライ・ユナイテッド 6 1 2 3 5 11 −6 5 0–1 2–2 2–1
出典: AFC

グループF

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チーム 出場権 ULS TOK SSH PRG
1   蔚山現代 6 5 1 0 14 5 +9 16 ラウンド16進出 1–1 3–1 2–0
2   FC東京 6 3 1 2 6 5 +1 10 1–2 0–1 1–0
3   上海申花 6 2 1 3 9 13 −4 7 1–4 1–2 3–3
4   パース・グローリー 6 0 1 5 5 11 −6 1 1–2 0–1 1–2
出典: AFC

グループG

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チーム 出場権 VIS SUW GZE JDT
1   ヴィッセル神戸 4 2 0 2 4 5 −1 6 ラウンド16進出 0–2 0–2 5-1
2   水原三星ブルーウィングス 4 1 2 1 3 2 +1 5 0–1 0–0 11/25
3   広州恒大 4 1 2 1 4 4 0 5 1–3 1–1 12/4
4   ジョホール・ダルル・タクジム 0 0 0 0 0 0 0 0 参加辞退扱い[注 1] 12/1 2-1 11/19
出典: AFC
注釈:
  1. ^ ジョホール・ダルル・タクジムマレーシア政府(国家安全保障会議)から集中開催会場のカタールへの渡航許可が下りなかったことを明らかにし[33]マレーシアサッカー協会を通じてAFCに通知した。AFCはジョホール・ダルル・タクジムが「大会への参加を辞退した」ものと取り扱い、既に開催済みのジョホール・ダルル・タクジムの関与する2試合の結果を無効とすることとした[34]

グループH

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チーム 出場権 YOK SSI JEO SYD
1   横浜F・マリノス 6 4 1 1 13 5 +8 13 ラウンド16進出 1–2 4–1 4–0
2   上海上港 6 3 0 3 6 10 −4 9 0–1 0–2 0–4
3   全北現代モータース 6 2 1 3 8 10 −2 7 1–2 1–2 1–0
4   シドニーFC 6 1 2 3 8 10 −2 5 1–1 1–2 2–2
出典: AFC

ノックアウトステージ

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ラウンド16準々決勝準決勝決勝
 
              
 
9月27日(エデュケーション・シティ
 
 
  アル・ナスル1
 
9月30日(ジャシム・ビン・ハマド
 
  アル・タアーウン0
 
  アル・ナスル2
 
9月26日(アル・ジャヌーブ
 
  アル・アハリ1
 
  アル・アハリ1 (4)
 
10月3日(ジャシム・ビン・ハマド
 
  シャバブ・アル・アハリ1 (3)
 
  アル・ナスル1 (3)
 
9月27日(エデュケーション・シティ
 
  ペルセポリス1 (5)
 
  ペルセポリス1
 
9月30日(ジャシム・ビン・ハマド
 
  アル・サッド0
 
  ペルセポリス2
 
9月26日(アル・ジャヌーブ
 
  パフタコール1
 
  パフタコール2
 
12月19日(アル・ジャヌーブ
 
  エステグラル1
 
  ペルセポリス1
 
12月6日(エデュケーション・シティ
 
  蔚山現代2
 
  蔚山現代3
 
12月10日(アル・ジャヌーブ
 
  メルボルン・ビクトリー 0
 
  蔚山現代2
 
12月6日(エデュケーション・シティ
 
  北京国安0
 
  北京国安1
 
12月13日(ジャシム・ビン・ハマド
 
  FC東京0
 
  蔚山現代(a)2
 
12月7日(ハリーファ
 
  ヴィッセル神戸1
 
  ヴィッセル神戸2
 
12月10日(アル・ジャヌーブ
 
  上海上港0
 
  ヴィッセル神戸1 (7)
 
12月7日(ハリーファ
 
  水原三星ブルーウィングス1 (6)
 
  横浜F・マリノス2
 
 
  水原三星ブルーウィングス3
 

ラウンド16

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ラウンド16では各グループの1位が同ゾーン他グループの2位と対戦する。

チーム #1 スコア チーム #2
西地区
アル・アハリ   1 - 1 (延長)
(4–3 p)
  シャバブ・アル・アハリ
パフタコール   2 - 1   エステグラル
ペルセポリス   1 - 0   アル・サッド
アル・ナスル   1 - 0   アル・タアーウン
東地区
北京国安   1 - 0   FC東京
蔚山現代   3 - 0   メルボルン・ビクトリー
ヴィッセル神戸   2 - 0   上海上港
横浜F・マリノス   2 - 3   水原三星ブルーウィングス

準々決勝

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西地区の準々決勝の抽選は2020年9月28日に[13][14]、東地区の準々決勝の抽選は2020年12月8日に[15]、それぞれカタール・ドーハで行われた。

チーム #1 スコア チーム #2
西地区
アル・ナスル   2 - 0   アル・アハリ
ペルセポリス   2 - 0   パフタコール
東地区
蔚山現代   2 - 0   北京国安
ヴィッセル神戸   1 - 1 (延長)
(7–6 p)
  水原三星ブルーウィングス

準決勝

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チーム #1 スコア チーム #2
西地区
アル・ナスル   1 - 1 (延長)
(3–5 p)
  ペルセポリス
東地区
蔚山現代   2 - 1 (延長)   ヴィッセル神戸

決勝

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チーム #1 スコア チーム #2
ペルセポリス   1 - 2   蔚山現代


AFCチャンピオンズリーグ 2020 優勝
 
蔚山現代
8大会ぶり2回目

得点ランキング

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アブデルラザク・ハムダラーアル・ナスル)とジュニオール・ネグラン蔚山現代)が同じ7得点で並んだが、出場試合時間数の少ないハムダラーが得点王として選ばれた[35]

順位 選手 チーム MD1 MD2 MD3 MD4 MD5 MD6 R16 QF SF F 合計
T1   アブデルラザク・ハムダラー   アル・ナスル 1 1 2 1 1 1 7
  ジュニオール・ネグラン   蔚山現代 1 1 2 1 2
T3   トレント・ブアージャール   シドニーFC 1 1 2 1 5
  ビヨルン・ヨハンセン   蔚山現代 2 2 1
T5   アラン   北京国安 1 1 1 1 4
  イッサ・アレカサール   ペルセポリス 1 1 2
  バグダード・ブーンジャー   アル・サッド 1 2 1
  オナイウ阿道   横浜F・マリノス 2 1 1
  尹ビッカラム   蔚山現代 2 2 1
T10   メフディ・アブディ英語版   ペルセポリス 1 1 1 3
  アクラム・アフィーフ   アル・サッド 1 1 1
  アルモエズ・アリ   アル・ドゥハイル 1 1 1
  ハサン・アル=ハイドゥース   アル・サッド 1 2
  趙圭誠   全北現代モータース 1 2
  古橋亨梧   ヴィッセル神戸 1 1 1
  ジョヴァンニ・モレノ   上海申花 1 2
  仲川輝人   横浜F・マリノス 2 1
  朴主永   FCソウル 1 1 1
  ウェリトン   シャールジャ 3
  于漢超   上海申花 1 1 1
  尹柱泰英語版   FCソウル 2 1

注記:予選プレーオフ、並びに(相手チームの撤退による)無効試合のゴールは得点ランキングにおいてカウントされない(規約第64.4条)[1]

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、東地区の日程再変更及びカタールでの集中開催に関しては、東地区の16チーム中12チームを送り出しているオーストラリア・日本・マレーシア・韓国・タイの各サッカー協会との調整が行われず(少なくとも日本サッカー協会はAFCの示した日程の再変更案に反対していたことが判っている[27])、選手側にも事前の相談が無かったとして、国際プロサッカー選手会 (FIFPro) がAFCを批判する声明を発表している[28]
  2. ^ 日本の第2シードチームは組み合わせ抽選時点で確定していなかった。

出典

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  2. ^ More Member Associations to benefit from inclusive AFC Champions League”. the-afc.com. Asian Football Confederation (23 November 2019). 14 January 2020閲覧。
  3. ^ “ACL 2020 to kick-off in Singapore and Philippines”. Asian Football Confederation. (13 January 2020). https://www.the-afc.com/competitions/afc-champions-league/latest/news/acl-2020-to-kick-off-in-singapore-and-philippines 14 January 2020閲覧。 
  4. ^ Entry Manual: AFC Club Competitions 2017-2020”. 2019年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月19日閲覧。
  5. ^ AFC Club Competitions Ranking (as of 15 December 2017)” (PDF). the-afc.com. Asian Football Confederation. 2017年12月15日閲覧。
  6. ^ a b ENTRY MANUAL AFC CLUB COMPETITIONS 2017-2020”. アジアサッカー連盟. 2018年1月20日閲覧。
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  11. ^ a b AFC reiterates commitment to complete 2020 competitions with new calendar”. Asian Football Confederation (9 July 2020). 2020年10月9日閲覧。
  12. ^ a b Excitement builds ahead of star-studded #ACL2020 draw”. the-afc.com. Asian Football Confederation (9 December 2019). 2020年1月21日閲覧。
  13. ^ a b AFC Champions League (West): Quarter-finalists confirmed”. AFC (27 September 2020). 2020年10月11日閲覧。
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  20. ^ "East Zone teams agree to new dates" (Press release). AFC. 2 March 2020. 2020年3月7日閲覧
  21. ^ "AFC extends postponement of all matches and competitions" (Press release). AFC. 14 April 2020. 2020年10月9日閲覧
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  26. ^ AFC Champions League (East) to be staged in Doha”. AFC (9 October 2020). 2020年10月11日閲覧。
  27. ^ 「反対していた」ACL再延期でJ大打撃…出場3クラブはJ1最終節“2チーム編成”濃厚”. ゲキサカ (2020年10月2日). 2020年11月13日閲覧。
  28. ^ “ACLカタール開催、選手から懸念の声 FIFProが連盟批判”. AFPBB. (2020年11月6日). https://www.afpbb.com/articles/-/3314265 2020年11月13日閲覧。 
  29. ^ Al Wahda unable to travel to AFC Champions League (West)”. Asian Football Confederation (10 September 2020). 2020年10月10日閲覧。
  30. ^ AFC COVID-19 Sub Committee’s decision on Al Wahda”. Asian Football Confederation (14 September 2020). 2020年10月10日閲覧。
  31. ^ Al Hilal - Update on AFC Champions League”. Asian Football Confederation (23 September 2020). 2020年10月10日閲覧。
  32. ^ “昨季ACL王者アル・ヒラルの失格が決定…多数の新型コロナ陽性者によりGK3人含む11選手しか用意できず”. GOAL.com. (2020年9月24日). https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/coronavirus-alhilal-202009240630/1pt1oepr1r2j71oqbqdy7xf230 2020年10月10日閲覧。 
  33. ^ 再開するACL不参加へ…神戸と同組のジョホールが発表「非常に残念に思う」”. ゲキサカ (2020年11月12日). 2020年11月13日閲覧。
  34. ^ Latest update on AFC Champions League 2020”. Asian Football Confederation (2020年11月13日). 2020年11月13日閲覧。
  35. ^ Al Nassr’s Abderrazak Hamdallah wins 2020 AFC Champions League Top Scorer award”. Asian Football Confederation (19 December 2020). 2020年12月20日閲覧。

外部リンク

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