泉佐野市立文化会館
泉佐野市立文化会館(いずみさのしりつぶんかかいかん)は大阪府泉佐野市にある多目的ホール、コンサートホール。愛称は「泉の森ホール」。市立中央図書館、歴史館いずみさの、市立生涯学習センターと同一敷地にあり、4施設全体で「泉佐野市総合文化センター」とされている[1]。
泉佐野市立文化会館 | |
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情報 | |
通称 | 泉の森ホール、エブノ泉の森ホール |
完成 | 1996年3月15日 |
開館 | 1996年5月18日 |
客席数 | 大ホール 1376席、小ホール 457席 |
延床面積 | 17,230m² |
設備 |
大ホール・小ホール マルチスペース・ギャラリー レセプションホール・展示ホール 会議室・練習室など |
用途 | 多目的ホール・コンサートホール |
運営 | 一般財団法人 泉佐野市文化振興財団 |
所在地 |
〒598-0005 大阪府泉佐野市 市場東1丁目295-1 |
位置 | 北緯34度24分19.21秒 東経135度19分39.72秒 / 北緯34.4053361度 東経135.3277000度座標: 北緯34度24分19.21秒 東経135度19分39.72秒 / 北緯34.4053361度 東経135.3277000度 |
アクセス |
南海本線 泉佐野駅から徒歩約20分 JR阪和線 熊取駅から徒歩約20分 |
外部リンク | 泉の森ホール公式ホームページ |
概要
編集泉佐野市が、市民に芸術性の高い文化に触れる機会を提供し、市民自らが文化活動を展開することによって、文化の創造及び振興を図ることを目的として設置した。1996年(平成8年)5月18日に開館。開港したばかりの関西国際空港の対岸という立地ということもあり、国内初の昇降型音響反射装置が導入されるなど、当時としては最新で音響装置を備えた[2]本格的なコンサートホールとして整備された。
建設総事業費は約210億円だが、このうち約178億円が起債・貸付金であり[3]、後年の市財政悪化の一因となったという批判もあった。市が財政健全化団体と転落したなかで、高額な運営経費の削減のため、完全閉館や売却が検討されたこともあったが、一時的な週2回の閉館や運営の見直しを経ながらも引き続き運営されており、市民の文化活動の中心的存在となっている。
もともとの愛称である「泉の森ホール」の名称は、1994年(平成6年)に全国からの一般公募(応募総数1544点)から選定されたものであった[4]が、ネーミングライツの採用により、2013年(平成25年)4月より5年間は愛称「エブノ泉の森ホール」となり[5]、更に5年間延長されている[6] 。なお「泉佐野市総合文化センター」の他3施設と文化会館前の広場は、同様にネーミングライツで2014年(平成26年)4月から「レイクアルスタープラザ・カワサキ 歴史館いずみさの」等の愛称になっている[7]。
施設概要
編集- 大ホール(1,376席) - 多目的ホール。迫り型音響反射板とオーケストラピットを備えたプロセニアム形式のステージあり。楽屋6室、シャワー室2室等併設。
- 小ホール(457席) - コンサートホール。電動音響調整用タペストリーによるワンボックス型。楽屋4室、シャワー室2室等併設。
- マルチスペース(211m2) - 定員200人
- レセプションホール(321m2)
- 練習室(大) - 調整室(レコーディングルーム)併設
- 練習室(小)
- 講師控室
- 会議室(大、中、小、特別)
- 和室、茶室
- レストラン
利用案内
編集アクセス
編集脚注
編集- ^ 泉佐野市総合文化センター周辺案内図
- ^ 納入実績(泉の森ホール)松村電機製作所ホームページ
- ^ 建物概要
- ^ 泉佐野市総合文化センター建設経過
- ^ 泉佐野市有料広告提案事業の選考結果について 泉佐野市報道提供2012年12月20日付
- ^ 施設などのネーミングライツを継続します広報いずみさの平成31年4月号
- ^ 市の施設への「ネーミングライツ(命名権)パートナー企業」が決定!広報いずみさの平成26年4月号