北中米カリブ海サッカー連盟

北中米カリブ海を中心とするサッカーの国際統括団体

北中米・カリブ海サッカー連盟(ほくちゅうべいカリブかいサッカーれんめい、: Confederation of North, Central America and Caribbean Association Football)は、北アメリカ中央アメリカカリブ海諸国を中心とし、南アメリカギアナ地方を含む国と地域の41のサッカー協会を統括する、国際サッカー連盟(FIFA)傘下のサッカーの競技団体。Concacaf(旧表記: CONCACAF、発音: [ˈkɒnkəkæf] KON-kə-kaf,コンカカフ)として知られている。

北中米・カリブ海サッカー連盟
Confederation of North, Central America and Caribbean Association Football
  北中米カリブ海サッカー連盟 (Concacaf)
略称 Concacaf
設立 1961年
種類 サッカー
本部 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州マイアミ
会員数
41協会[1]
会長 カナダの旗 ヴィクター・モンタリアーニ英語版
関連組織 国際サッカー連盟 (FIFA)
ウェブサイト http://www.concacaf.com/
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本部はアメリカ合衆国マイアミ。現在の加盟協会数は41[1]だが、その内FIFAから公認されている協会は35[2]である。

概要

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1961年中米カリブ海サッカー連盟(Confederacion Centroamericana y del Caribe de Futbol、略称CCCF)と北米サッカー連盟(North American Football Confederation、略称NAFC)が統合されてCONCACAFが設立された。

ラテンアメリカ諸国ではヨーロッパの移民の影響からサッカーは盛んで、特にメキシコはこの地区の最大勢力を保ち、2006年ワールドカップドイツ大会では欧州と南米以外の唯一のシード国に選ばれている。アングロアメリカではサッカーの人気は今ひとつ低いが、最近ではアメリカ合衆国が実力を付けてきている。1998年フランス大会では、「レゲエーボーイズ」といわれたジャマイカ代表が躍進を遂げたことも有名。

北中米大陸のナショナルチームのトーナメント戦としてはワールドカップ地区予選(ワールドカップの開催前年)とCONCACAFゴールドカップ(奇数年)、クラブチームの大会としてはCONCACAFチャンピオンズリーグがある。ユースの大会としてはCONCACAF U-20選手権CONCACAF U-17選手権がある。

2011年6月、当時トリニダード・トバゴサッカー連盟会長でCONCACAF会長だったジャック・ワーナーFIFA会長選挙の買収問題で暫定活動停止中に辞任した。それから1年近く会長不在のまま、CONCACAFは活動を続け、2012年5月23日、ケイマン諸島サッカー協会のジェフリー・ウェブ英語版会長がCONCACAF会長に就任した[3]が、2015年FIFA汚職事件容疑での逮捕をうけて解任され、後任にホンジュラスサッカー連盟アルフレド・アウィ英語版会長が後任に選出された。

2018年に略称がCONCACAFからConcacafに変更された[4]

Concacaf傘下の地域連盟

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加盟国・地域

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北アメリカサッカー連合(NAFU)加盟国
中米サッカー連合(UNCAF)加盟国
カリブ海サッカー連合(CFU)加盟国

1:北アメリカゾーン内の国だが、カリブ海サッカー連合加盟国。
2:南アメリカの国だが、CONCACAF会員。
3:北中米カリブ海サッカー連盟の正会員だが、FIFAには未加盟。
4:北中米カリブ海サッカー連盟の準会員だが、FIFAには未加盟。

大会一覧

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ナショナルチーム

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男子: 女子:

クラブチーム

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フットサル

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ビーチサッカー

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表彰

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脚注

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外部リンク

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