假
概要
編集中国においては、漢から南北朝時代には「
基本的な休日
編集特殊な休日
編集- 田假
- 農作業のための休暇。春の種蒔・田植と秋の収穫に際して、月に2交代制で15日ずつ与えられる。京官のみが対象。唐制では秋の田假は冬服を準備する「授衣假」として与えられていたため、名目上は春のみであった[1]。
- 定省假
- 畿内以外の地域に父母が居住する者に対して3年に1度、帰省のために30日与えられる。
- 淋假
- 後宮女官に対する生理休暇。月に3日間。
この他にも親などの死亡時に与えられる喪假や私用を理由とした私假などが与えられる。
脚注
編集- ^ 丸山裕美子「唐宋節假制度の変遷 令と式と格・勅についての覚書」(所収:池田温 編『日中律令制の諸相』(東方書店、2002年) ISBN 978-4-497-20205-5)