ソウルワールドカップ競技場
ソウル特別市麻浦区にあるサッカースタジアム
ソウルワールドカップ競技場(朝: 서울월드컵경기장, 英: Seoul World Cup Stadium)は、韓国の首都・ソウル特別市麻浦区にあるサッカー専用のスタジアムである。
ソウルワールドカップ競技場 서울 월드컵 경기장 | |
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施設情報 | |
所在地 | ソウル特別市麻浦区ワールドカップ路240 |
位置 | 北緯37度34分05.6秒 東経126度53分50.5秒 / 北緯37.568222度 東経126.897361度座標: 北緯37度34分05.6秒 東経126度53分50.5秒 / 北緯37.568222度 東経126.897361度 |
起工 | 1998年11月 |
開場 | 2001年11月 |
グラウンド | 芝 |
ピッチサイズ | 105m × 68m |
建設費 | 180 Mio. Euro |
使用チーム、大会 | |
FCソウル(Kリーグ・2004-) 2002 FIFAワールドカップ 2007 FIFA U-17ワールドカップ 東アジアカップ2013 | |
収容人員 | |
66,704 |
概要
編集2002 FIFAワールドカップの開催を目的に作られ、2001年11月に完成した。収容人員は66,704人と、サッカースタジアムとしてはアジア最大の規模を持つ。開会式の他、開幕戦のフランスvsセネガルや、準決勝の韓国vsドイツなどが開催された。
現在は、韓国代表の試合が開催されるほかKリーグ・FCソウルのホームスタジアムとなっている。2013年7月、サッカー東アジアカップ2013の会場の一つとして利用された。その他にもドリームコンサートなどといった音楽イベント、2014年にはLeague of Legends世界選手権優勝戦、エホバの証人国際大会が開催された。また、スタジアムの客席の下にはショッピングセンター(HOMEVER:旧カルフール)やシネマコンプレックスがあり、試合がない日も賑わう。
FCソウルの試合が無い日には競技場内が公開されており、観客席や選手のロッカー・ピッチサイドまで入ることができる。入場料は1000ウォン(2008年5月現在)。
当初は上岩洞(サンアムドン)の蘭芝島ゴミ処分場跡での建設が予定されていたため、現在もこのスタジアムは「上岩」(サンアム)と呼ばれることがある。実際の建設場所は隣接する城山洞(ソンサンドン)となっており、上岩洞には5つのテーマを持つ公園からなる広大なワールドカップ公園が作られている。