アジアカップウィナーズカップ

アジアカップウィナーズカップ: Asian Cup Winners Cup)は、かつてアジアサッカー連盟(AFC)の主催により行われていた、クラブチームによるサッカーの国際大会である。

アジアカップウィナーズカップ
開始年 1990年
終了年 2002年
主催 AFC
地域 アジア
最多優勝 日本 横浜マリノス
サウジアラビア アル・ヒラル
(2回)
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概要

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創設は1990-91年度。大会にはAFCに加盟する各国・地域の主要カップ戦優勝チームが出場できた。日本の場合であれば、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会の原則として優勝クラブ、日本サッカーリーグJリーグ(現J1)との二冠を制した場合はそのチームはアジアクラブ選手権大会への出場を優先させるため、繰り上げで天皇杯準優勝クラブが出場するものとされた[注 1]。ヨーロッパにおけるUEFAカップウィナーズカップに相当する。この大会は2002-03年度にアジアクラブ選手権アジアスーパーカップとの大会統合によりAFCチャンピオンズリーグへ発展解消された。

結果

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年度 優勝 結果[1] 準優勝
1990-91   ペルセポリス (A)0 - 0
(H)1 - 0
  アル・ムハッラク
1991-92   日産自動車 (A)1 - 1
(H)5 - 0
  アル・ナスル
1992-93   横浜マリノス (H)1 - 1
(A)1 - 0
  ペルセポリス
1993-94   アル・カーディシーヤ (A)4 - 2
(H)2 - 0
  サウスチャイナ
1994-95   横浜フリューゲルス (N)2 - 1 GG   アル・シャアブ
1995   ベルマーレ平塚 (N)2 - 1   アル・タラバ
1996-97   アル・ヒラル (N)3 - 1   名古屋グランパスエイト
1997-98   アル・ナスル (N)1 - 0   水原三星ブルーウィングス
1998-99   アル・イテハド (N)3 - 2 GG   全南ドラゴンズ
1999-00   清水エスパルス (N)1 - 0   アル・ザウラー
2000-01   アル・シャバブ (N)4 - 2   大連実徳
2001-02   アル・ヒラル (N)2 - 1 GG   全北現代モータース

※注

  1. ^ (H)は優勝クラブのホームでの試合、(A)は優勝クラブのアウェーでの試合、(N)は中立地での試合。

統計

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クラブ別成績

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クラブ名 優勝年度 準優勝年度
  横浜マリノス 2 0 1992,1993
  アル・ヒラル 2 0 1997,2002
  ペルセポリス 1 1 1991 1993
  アル・ナスル 1 1 1998 1992
  アル・カーディシーヤ 1 0 1994
  横浜フリューゲルス 1 0 1995
  ベルマーレ平塚 1 0 1996
  アル・イテハド 1 0 1999
  清水エスパルス 1 0 2000
  アル・シャバブ 1 0 2001
  アル・ムハッラク 0 1 1991
  サウスチャイナ 0 1 1994
  アル・シャアブ 0 1 1995
  アル・タラバ 0 1 1996
  名古屋グランパスエイト 0 1 1997
  水原三星ブルーウィングス 0 1 1998
  全南ドラゴンズ 0 1 1999
  アル・ザウラー 0 1 2000
  大連実徳 0 1 2001
  全北現代モータース 0 1 2002

注:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1990-91年度王者は1991年としている。

クラブ所在国別成績

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国・地域名
  サウジアラビア 6 1
  日本 5 1
  イラン 1 1
  韓国 0 3
  イラク 0 2
  バーレーン 0 1
  香港 0 1
  アラブ首長国連邦 0 1
  中華人民共和国 0 1

脚注

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  1. ^ ただし例外があり、創設年の1990-91年シーズンにおいて、1989-90年シーズンの第69回天皇杯優勝で日本からの出場枠が付与されていた日産自動車サッカー部は、この年度の日本サッカーリーグも優勝しており、アジアクラブ選手権を優先させたため参加辞退となった上、準優勝クラブ(ヤマハ発動機サッカー部)の繰り上げ処置がなされなかった。また1991-92年シーズンは、本来であれば1990-91年シーズンの第70回天皇杯優勝の松下電器サッカー部が本来は出場すべきだったが、それを辞退したため、この時は繰り上げで日産サッカー部が出場している。

関連項目

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外部リンク

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